システム開発担当者なら知っておきたい⁈日本在住ベトナム国籍のBrSEが語るオフショア開発!
2021.12.16 (更新日 2024.11.26)
みなさん、こんにちは!PIVOTコラム編集部です。
突然ですが、IT業界では「オフショア開発」という言葉がよく聞かれるのではないでしょうか?
聞いたこともない方もいらっしゃるかもしれないので、本日は改めてオフショア開発の概要ご紹介していきたいと思います。
もくじ
オフショア開発とは
オフショア開発とは、WebシステムやソフトウェアなどのIT開発業務を海外の開発企業や海外子会社に委託することです。
日本ではアジア各国をメインとして展開するケースが多いです。
オフショア開発にはITエンジニアだけでなく、言語や文化の橋渡しをするBrSE(ブリッジSE)も必要となります。具体的なBrSEの業務については、以前の記事システム開発の重要な役割!「マルチタスクな「BrSE」」にも記載していますのでよろしければご覧ください。
オフショア開発のメリット
コスト削減
海外の開発企業に委託することで国内より単価が低くなるため、開発コスト削減が一番大きなポイントです。
クライアントさんにとってはもちろん、委託者と受託者にもベネフィットが受けがれるのでWin-Win-Winと言えるのではないかと思います。
リソース確保
国内の労働人口減少に伴い、IT業界も人材不足が続いている状況です。
一方、オフショア開発先となる国においてはIT業界の成長が著しく、優秀なITエンジニアが非常に豊富になっているので、リソース確保の対策としてオフショア開発を導入されている企業が増えています。
弊社拠点のベトナムはもちろん、近年はバングラデシュやミャンマーでのオフショア開発も増えています!
オフショア開発のデメリット
コミュニケーションの取りづらさ
言葉の壁でコミュニケーションがうまく取れないのはオフショア開発の最大のデメリットと言えます。
また、物理的な距離や時差の関係で、打ち合わせの設定なども難しいことがあります。
進捗管理の難しさ
日本とは仕事スタイルや文化が異なるため、進捗管理がネックとなるのもオフショア開発のデメリットです。
例えば、日本の場合だと残業を行ってでも納期に間に合わせることは珍しくないですが、国によってはその常識は通用しないため、想定外の事態が発生すると、予定していた納期に間に合わせることが難しい場合もあります。
というわけで、進捗管理をより工夫するのはとても大切ですね。
プロジェクトを成功させることはメンバー全員の責任ですが、言葉の壁と文化の違いが原因でプロジェクトが失敗しないようにすることが、BrSEのポジションの重要な役割ではないかと思います。
オフショア開発の鍵を握っているのはBrSE!と言っても過言ではないのではないでしょうか。自身のBrSEとしての観点から記載した「システム開発の橋渡しとなるBrSE!失敗しないコツ!」という記事もありますので、是非ご覧ください。
まとめ ~ システム開発担当者なら知っておきたい⁈日本在住ベトナム国籍のBrSEが語るオフショア開発! ~
オフショア開発について、より理解を深めていただけたでしょうか?
PIVOTもオフショア開発を導入しており、ベトナムのホーチミンにある拠点を2014年に開設しました。
オフショア開発では、ラボ型といってその都度メンバーを集めて編成する形式も多いですが、PIVOTでは常駐の開発チームがいるので、リリース後も同じチームで運用・保守を行うことが可能です。この点は、弊社オフショア開発の自慢ポイントです。
最近は若くて優秀なエンジニアも多く集まってきているので、ご期待ください!
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