入社後3ヶ月は“PIVOTを知る”時間!中途入社メンバーの活躍を促進する「中途オンボーディング」始動

大場 千夏 Chinatsu Oba PRプランナー

2023.10.27 (更新日 2023.10.27)

新たに入社する社員の早期定着や即戦力化につながるとして、各業界で導入が進んでいる「オンボーディング」。

 

PIVOTでは2023年6月より、中途社員をサポートする施策として中途オンボーディングの取り組みがスタートしました!

 

“1年間のオンボーディング期間の中で、初めの3か月はインプットに集中してほしい”という想いのもと、フォロー体制も大きくアップデートされたようで──。

 

HRサブリーダーである久保 由美恵(くぼ ゆみえ)さんに、プロジェクト開始の経緯や目的、取り組みの内容を聞きました。

HR(人事)リーダー久保由美恵さん

もくじ

まずは成果よりも、”PIVOTを知る”インプットの時間が大切

  • まずは、今回の中途オンボーディング導入の経緯を教えてください。

  • これまでも中途社員をサポートする制度としてOJTやメンター制度が機能しており、数年かけて制度自体もブラッシュアップされてきました。とはいえ、ディレクター(以下、DR)やプロジェクトマネージャー(以下、PM)といった、 PIVOTならではのやり方で進めていく職種にとっては、十分ではない部分もあって。

     

    というのも、PIVOTでは職種間を超えてワンストップでいいものを作り上げていく“デザイン×エンジニアリング”を大切にしているので、他チームとの連携が必須。PIVOTへの理解が曖昧なままプロジェクトを受け持つと、正解が分からず判断が鈍りますし、動きづらくなってしまいます。

     

    PMやDRといった仕事はプロジェクトのハブとして社内外とコミュニケーションするポジションですので、まずはしっかり社内理解を深めていただいたほうが、これまでのキャリアで培ってきたスキルや実力を結果的には早く、そして確実に発揮してもらえるのではと思ったのがきっかけです。

  • PIVOTらしさの理解を深めるべき理由とは?

  • 会社のコアバリューやミッション、ビジョンをはじめ、評価制度や具体的な業務など、会社らしさってたった数日で分かるものではないじゃないですか。

     

    特に、PMやDRはPIVOTの軸として社内外とやりとりするポジションで、プロセスやマインド、スキルなどいわゆる”PIVOT流”への依存度が高い仕事です。今後関わるプロジェクトをスムーズに進行させるためにも、社内理解を深めていただくことは大切だと考えています。

  • 具体的にこれまでとなにが変わったのでしょうか?

  • これまでは入社後1日で制度や働き方、評価方法などをまるっと説明していました。しかし、まだ実務をこなしていない段階でばばーっと説明されてもイメージが湧かないですし、のちのち双方での認識相違が生まれやすくなります。

     

    特に、中途入社の方は周囲以上に本人が“すぐに結果を出さなければ”とプレッシャーを感じがち。もちろんPIVOTで輝いてほしいですが、最初の3ヶ月は成果よりもインプット重視で、とにかくPIVOTに馴染む時間にしてほしいと考えました。

     

    今回は試験的に約1ヶ月間で行いましたが、今後は試用期間の3ヶ月間を使ってPIVOTへの理解をじっくり深めていただく予定です。もちろん、キャッチアップが早ければ3ヶ月を待たずに案件への参加や、そのほかのチャレンジもしていただけます。

     

    採用前段階から応募者の目指すキャリアプランとPIVOTからの期待を擦り合わせ、一人ひとりとしっかりと向き合いながら、中長期的に活躍してもらえる状況にしていきたいですね。簡単に言えば、1日だけだったのを1年がかりで行うイメージです。

自分のスキルを発揮でき、キャリアプランを描ける。中長期的な活躍を目的とした施策と環境づくり

自分のスキルを発揮でき、キャリアプランを描く
  • 中途オンボーディングの大きな目的とは?

  • 今後メンバー増員や事業拡大を目指す中で、プロジェクトを自ら先導できるデザイナーやエンジニア、DR、PMの確保はマスト。

     

    業界的に見ても中途採用が難しい現状を考えると、早期離職を防いで、中長期的に活躍してもらえる人材を育成する必要があります。

     

    実際にこれまでも中途で入っている方が、自発的なプレッシャーに悩んでいる様子も目にしてきました。オンボーディングが充実していないがために、実力のある方が定着しないのは非常にもったいないもの。分からないことはどんどん聞いて、悩みがあれば吐き出せて、自分のスキルを発揮できる──。

     

    オンボーディング施策を通じて、これまで以上に中途入社者が働きやすい環境を作っていきたいですね。

     

  • 今後さらにメンバーたちが活躍できる環境づくりを進める上で、新たに始めたい施策などはありますか?

  • いろいろ考えていますが、直近では「マネジメント力の底上げ」が大きな柱になりますね。社内全体でOJTやメンター制度が実施されているとはいえ、精度や程度に幅があるのは事実です。そこで「1on1」のレベルアップを図るために、ストレス状態やモチベーションを可視化していけるような支援策を打っていく予定です。

     

    案件が詰まっていると、どうしてもリーダーの手がマネジメントまで回らないことも。システムを入れることでマネジメント力を底上げし、フォロー体制を整えていきたいと思います。

     

    また、中長期的に働いていただくためにジョブディスクリプションも整えていく予定です。

  • ジョブディスクリプションは具体的にどのようにアップデートされるのでしょうか?

  • 採用コミュニケーションの構造上、人事や役員、試用期間と本採用後それぞれの上長など、立場の違う社員が異なった期待値を話すこともしばしば。

     

    ですが、そうなると中途社員は「誰のどの期待値に応えていけばいいの?」と混乱してしまいます。先ほどお話ししたとおり“成長してもらう前提”の採用方針なので、本人がPIVOTでのキャリアプランを描けるのはもちろん、その期待感を上長たちと共有できる状況が理想的です。

     

    現在のジョブディスクリプションはやや普遍的な状態なので、より個人に最適化した期待値が語られたドキュメントにして、本人はもちろん、メンバーもそれを見て目線を合わせられるようにしていきたいです。

  • 実際にオンボーディングの対象メンバーからはどのような反応がありましたか?

  • 今回は試験的な取り組みだったこともあり、試用期間終了後の1ヶ月で行いました。

    その中で「OJTやHRと連携できた」「PIVOTの魅力を知れた」などのポジティブなフィードバックがたくさんありました。

     

    今後は試用期間での実施になりますが、今回集まったフィードバックの内容なども活かして都度検討・改善していきたいです。

PIVOTの良さを改めて実感。中途オンボーディング導入による効果とこれからについて

中途オンボーディング導入による効果とこれから
  • ちなみに、今回の中途オンボーディング開始について社内メンバーの反応は?

  • これが私自身も想像以上に、ほんっっっとうに温かい反応ばかりで!「自分のときは大変だったからこういう制度ができてよかったねぇ」と、みんなが声をかけてくれました。

     

    中途メンバーがオンボーディングを通じて得たことを発表するレポート会を実施したのですが、上長やOJTからの感想も「中途メンバーが改めてPIVOTの良さを教えてくれた」「私もPIVOTのそこが好き」など、発表者への共感と愛に溢れたコメントばかりでしたね。

     

    会社自慢になっちゃいますが(笑)、PIVOTのメンバーには意地悪な人がいないんですよ。なにか困ったことがあったら意見交換して、裏表なく話し合っていけるオープンマインドな人ばかり。

     

    オンボーディングだけでなく、新しい取り組みも前向きに捉えてくれる協力的な人が多いですね。

  • 中途オンボーディング施策の今後の目標を教えてください。

  • まだまだ道始めではありますが、社内でオンボーディングの有用性が浸透したので、ベース作りはできたかなと思っています。今回はPMやDRが対象でしたが、今後はエンジニアやデザイナーなど幅広い職種に対しても中途オンボーディングを行っていきたいです。

     

    PIVOTへ入社のみなさんにとって「OJTは一番の理解者、HRの担当者は頼りになる存在」となれるよう、今後はHRとの定例面談なども積極的に実施したいですね。

  • 最後に、PIVOTへの入社を検討している方にメッセージをお願いします!

  • 中途採用の場合は、転職ならではの不安やプレッシャーもあると思います。ですが今回中途オンボーディング施策が始まったことで、どんな働き方であっても社員とコミュニケーションをとりながら、会社に馴染むところからスタートできます。

     

    PIVOTの仕事や社風に興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にコンタクトを取ってくれると嬉しいです。メンバーの言葉を借りるなら、PIVOTは「働くたびに好きになる場所」。安心して飛び込んできてください!

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少しでもご興味を持ってくださったなら、是非お気軽にご相談ください!

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