【IE11対応終了のお知らせ】これからの対応どうしよう?~WEBサイト制作で知っておきたいこと

PIVOT Column 編集部 Member

2021.7.08 (更新日 2024.6.20)

こんにちは。PIVOTコラム編集部です。

 

先日、ついに来年の6月でIE11のサポート終了が発表されましたね。
IE11の終了までのスケジュールのおさらいとシェア率、大手各社がどういった対応をしているかなどをまとめてみました!
IE11の対応をするか否かでお見積額が変わったり、表現できることなども変わってきてしまいます。
シェア率や大手各社の動向なども簡単にまとめましたので今後の参考にしていただければ幸いです!

もくじ

IEのサポートがいよいよ終了!いつから?

【IE11対応終了のお知らせ】これからの対応どうしよう?~WEBサイト制作で知っておきたいこと

Microsoft 365でのIE11のサポートが2021年8月17日に終了し、

その後、すべてのIE11のサポートが2022年6月15日に終了します。
※一部OS上のIE、Microsoft Edge上のIE modeは除外されます。

現在のIEのシェア率

現在のシェア率をおさらいしてみましょう!

 

国内シェア率|4位|IE 11.0|7.27%
世界|9位|IE 11.0|1.72%
※参照元(2021/02/16時点):StatCounter GlobalStats

 

個人的には、国内のシェア率が思ったより高かったのでびっくりです(エンジニアが検証等でIEを使用するがゆえにシェア率が上がっているなどという、まことしやかな噂もありますがw)
とはいえ、全体的にシェア率は下がっており、今後も減少傾向を辿っていくと思われます。

大手サイトの動向は?

YouTubeやTwitter、AppleなどではすでにIE11対応をやめています。上記3サイトではIEでアクセスするとMicrosoft Edgeを強制的に起動し、注意書きが書かれたオーバーレイが表示されるようになっています。

 

下記は、実際にTwitterをIEで表示した際に、Edgeを強制起動されたときのキャプチャです。

【TwitterをIEで開いた際に、強制起動されたEdgeの画面】

【IE11対応終了のお知らせ】これからの対応どうしよう?~WEBサイト制作で知っておきたいこと

【IEは下記のような注意喚起画面にリダイレクトされます】

【IE11対応終了のお知らせ】これからの対応どうしよう?~WEBサイト制作で知っておきたいこと

IE11からMicrosoft Edgeを強制的起動する方法

WEBサイトを運営する側で、Microsoft Edgeを強制的に起動するように設定することも可能です。特にサイトにスクリプトを埋め込むなどの必要性はなく、下記の必要項目を記載した上で、
ietoedge@microsoft.com宛に電子メールを送信することで、1週間程度でIE非互換リストへの追加・削除がされるとのこと。
・所有者名
・社名
・電子メールアドレス
・会社名
・住所
・ウェブサイトアドレス

 

詳しくは、下記URLを参照ください(英語ですが…!)
https://docs.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/web-platform/ie-to-microsoft-edge-redirection#request-an-update-to-the-ie-compatibility-list

 

以上、IEサポート終了にまつわるあれこれでした!

これからは、Microsoft Edgeの時代!ということで、WEBサイトの改修や更新時の表示確認は、IEではなくてMicrosoft Edgeで確認しましょう。

 

次回は、そんなMicrosoft Edgeにも従来タイプと新しいタイプの2種類があるということを解説したいと思います!

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