働き方の自由と多様性を実現するコミュニケーションをデザインする ~PIVOT愛を深めるインナーブランディングチームの仕掛けとは~
2022.11.02 (更新日 2024.11.19)
こんにちは、PIVOT Column 編集部です!
今回は、PIVOTの魅力を発信する「インナーブランディングチーム」3名の対談の様子をレポート!
活動内容や立場の異なる3人が取り組んでいるからこその強み、それぞれがインナーブランディング活動にかける想いなどをたっぷり語っていただきました!
もくじ
自発的に生まれたインナーブランディングチーム
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まずは、現在の「インナーブランディングチーム」が発足したきっかけや狙いから教えてください。
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大場
今と組織がずいぶん違うのですが、3年前に経営直下のチーム「PR Division」にこの3名が集まったのがきっかけですね。
現在まで続いている全社会議COMPASS(コンパス)やイベント運営などの基盤が生まれたチームです。でも、組織改編に伴って解散になりました。
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佐藤
私はフロントデスク、大場さんはPR、福田さんは人事と3名が別部署に所属するかたちになったものの、「じゃあ今までやってきた会議やイベントの運営どうするの?」という話になって。
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福田
これまでこの3人がメインでやってきたこともあって、みんな自発的に集まりました。
「自分たちが続けていかなきゃいけない」というふうに、自然に感じていましたね。
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立場の異なる3人が取り組んでいるからこその強みはありますか?
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大場
それぞれ得意なことが異なるので、長所を生かしながらバランス良く分担できています。
例えば、福田さんは周囲からの信頼が厚くて聞き上手。リモート勤務がはじまったばかりの頃には、メンバーの隠れた不安や悩みをすぐにキャッチして「居酒屋 福ちゃん」をオンラインで開店するなど、とにかく一人ひとりの声に丁寧に耳を傾けてくれています。
実際に“福田さんになら話せる”と思うメンバーも多いようで、その悩み事や問題を自然なかたちでインナーブランディングの活動に反映してくれているんです。
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福田
すっごく照れくさいけど、嬉しいです(笑)。
バランスの良いチームなのはたしかだね。
いつものあだ名で呼ぶと、よっちゃん(佐藤さん)はとにかく気づく人、先回りする人。全社にアナウンスする内容のまとめ方や書き方の精度も回数を重ねるたびに上がっていて、きめ細やかに突き詰めてくれているのが伝わります。
僕自身が苦手な作業だったりするので 、明瞭かつ“自分ごと化”してもらえる内容にまとめられた文章を見るとすごいなぁって。
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佐藤
大場さんは「決断力」と「企画力」が抜群!
私では、絶対に思い浮かばないようなユニークな企画を実現可能なかたちで提案してくれます。
プロジェクトを進める過程で軸がブレてしまったときには、いち早く気づいて“これってなんのためにはじめたんだっけ”と立ち戻らせてくれることも。多角的な視点でチームを牽引してくれる存在です。
コロナ禍での大改革!対面に近いオンラインコミュニケーションを確立するまでの軌跡
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2020年以降、コロナ禍の影響もあったと思います。
インナーブランディングチームではどのような変化があったのでしょうか。
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大場
突然のフルリモート開始で、日々の業務はもちろんインナーブランディングの活動もとにかくバタバタでしたね。
もともと全社会議「COMPASS」は、全員が同じ場所に集まる対面会議だったのですが、こちらもリモートで実施することに。
なんとか開催できる環境は整えたものの、実際にやってみると満足にコミュニケーションがとれず……。
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福田
以前は目と目で通じ合える瞬間も多かったですが、リモートになると言語化しなければいけないことが増えてきます。
そこで社内での情報格差をなくすため、まっさきに取り組んだのが、月1だった全社会議「COMPASS」以外に、「全社朝会」を週1に増やす事でした。
お知らせをみんなで共有する程度の比較的ライトな会議ですが、やはり同じオンラインであっても、チャットで流すのと直接話すのとでは「受け取ってもらえてる感」 がまるで違いましたね。
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佐藤
オンラインで「COMPASS」を開催するにあたって、とくにこだわったのは“自分ごと”に感じてもらえる時間にすること。
配信の視聴有無を確認するだけでなく、リアルタイムで一人ひとりが反応できる仕様にしました。誰かを褒めたいときにリアクションがとれたり、気になることがあったら質問したり。発表者の一方通行にならないよう、より対面コミュニケーションに近づけるための仕掛けを盛り込みました。
こちらの写真はCOMPASSの発表のひとコマ。
実際のプロジェクトメンバーが”どんな試行錯誤を経て、どんな結果を成し遂げた”というストーリーを発信してもらうために編み出したのが「対談」スタイル!
対談スタイルでプロジェクトに関わるメンバーが談笑も交えながら紹介することで、聞いている側にも親近感を抱いてもらう狙いがある。
一方的な「THE 発表」のスタイルよりも興味深く聞くことができ、より印象にも残るようになった、と好評です。
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佐藤
とはいえ、週1回の会議で十分なコミュニケーションがとれるわけではなくて。
その都度なにが足りないかを話し合いながら、先ほど紹介した「居酒屋 福ちゃん」や朝会後の「シャッフルオンライン交流会」、各種オンラインイベントなどを開催していきました。
コロナ禍になってすぐに体制が整ったというよりは、トライアンドエラーを繰り返しながら少しずつ環境や仕組みを作り上げていった感覚です。
リモートだってリアルだってとにかく本気で楽しむ!
リモート勤務中に減ってしまう偶発的なコミュニケーションを活性化させるために企画された完全オンラインのイベントも実施。
コロナ禍真っ只中でまだまだ試行錯誤の時代…。
皆の家に郵送で届いたキーワードを頼りにチームメンバーを探すところからゲームがはじまり、出来上がったチームでミッションをコンプリートしていく。
オンラインでありながら気軽に話しかけられる雰囲気が生まれ、オンラインでも楽しい時間を共有することが可能だと実証できた。
▼詳しい内容はこちら!
リモート時代のインナーブランディングに本気でおすすめ!コミュニケーションとチームワークを生む“自作”オンラインイベントのススメ
リモート時代のインナーブランディングに本気でおすすめ!コミュニケーションとチームワークを生む“自作”オンラインイベントのススメ
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福田
どうしてもプロジェクト外のメンバーとは関わりをつくりづらいので、そこをつなぎたいという想いから生まれたのが「シャッフルオンライン交流会」や社内フェス「PIVOT JAM」です。
もともと社内イベントを楽しみにしているメンバーも多く、面倒見が良くて優しい人ばかりなので、 引き合わせる場さえつくることができれば、そこからはみんなの素養で盛り上がってくれると確信していました。
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大場
予感は的中して、「PIVOT JAM」は大盛り上がりでしたよね。
コロナ禍がある程度落ち着いたタイミングかつオープンエアで実施した対面イベントなのですが、年齢や部署、プロジェクトの垣根を越えてつながる良い機会になりました。
今年入社した新卒・中途メンバーもこの場で社員のほとんどと顔を合わすことができました。
コミュニケーション不足を解消し、メンバー同士で一体感を共有したいという想いから企画された野外キャンプイベント。
日中はディスカッションワークやフィールドワーク、夜は焚き火キャンプ&本格的な音響設備でのライブを企画。
メンバーの普段とは違った表情も垣間見え、貴重な時間になった。イベント後のアンケートでは、「リアルコミュニケーションの大切さを感じることができましたか?」という問いに、全員が「感じることができた」と回答してくれたほど。
▼詳しい内容はこちら!
満足度150%?!失われたリアルコミュニケーションを取り戻す、”社内フェス” PIVOT JAM を開催!
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イベントの企画・運営、COMPASSの進行など大変な場面も多いかと思います。やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
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福田
淡々と準備しているように見えて、実は運営メンバーって前日までドキドキなんですよね。
みんな忙しいなかでの参加になるので“ちゃんと楽しんでもらえるのかな”という不安も。
イベント終了後の「楽しかった」「開催してくれて嬉しい」という声が、次へのモチベーションとやりがいになっています。
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佐藤
社内ディスカッションでは、PIVOTの価値・魅力について“イベントで楽しませてくれる”という声もちらほら。
会社やメンバーにとって、インナーブランディングチームの活動が価値あるものと捉えられているようで嬉しかったです。
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大場
PR視点からお話すると、社外にPIVOTの認知を広げるためにもっとも重要なのは、メンバー自身が自社のことを深く理解したうえで「PIVOTってここが素敵なんですよ!」と胸を張れることだと思っていて。
そこに気づいてもらいたいですし、インナーブランディング活動がそんなカルチャーの醸成につながってほしいと願っています。
PIVOTを、仲間を、自分を愛するきっかけに。インナーブランディング活動の展望
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今後、インナーブランディングの活動を通じて感じとってほしいことは?
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福田
「プロジェクト以外の時間で話すこと」の大切さ、ですね。
もちろんプロジェクトのことしか話さなくても仕事は進むかもしれませんが、自分や相手のパーソナルな部分を明かし合ったり、会社の未来やクライアント、ユーザーへの想いを語ったり、そんな時間が育んだ“相互理解”こそが良い仕事を生むと思うんです。
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大場
福田さんの言ってること 、すごく分かります。
会社って仕事をするだけで回るものじゃないですもんね。
仲間がいて、会社の文化があって、その会社だけの特別なコミュニケーションがあって。プロジェクトを回すだけの一歯車ではなく、“PIVOTという共同体を動かしている”というマインドを持ってほしいです。
メンバーには常々話していることですが、インナーブランディングは我々運営チームだけのものではなく、メンバー一人ひとりのもの。
土台や枠組みは用意しますが、中身はみんなで一緒につくっていくべきだと思うんです。
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佐藤
PIVOTは社員の意欲に応えてくれる、受け入れ体制が整った会社です。
普段の業務と同様、インナーブランディングの活動においてもやってみたい企画があれば積極的に手を挙げてほしいですね。
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最後に、ひと言ずつメッセージをお願いします。
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福田
PIVOTには一人ひとりがキャリアの価値を高めつつ、一緒に働きたいと思えるメンバーが集まる組織であり続けてほしいなと思っています。個人的なところでは、お互いに“腹を割って話せる存在”になりたいですね。
悩みや困りごとは遠慮なく相談してほしいし、楽しく働くためのアイデアなら、企画といえるほどのものじゃない粗削りな状態でも、 ドンドン挙げてほしいです。
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佐藤
年齢・居住地・国籍に限らず趣味や考え方が違う人達が、同じ環境に沢山居るって楽しい事だと思うんです。
1人では実現できない事も軽く言った一言で実現する事だってあるかも!?なのでPIVOTを有意義に活用して欲しいなと個人的には思っています。
でも大切な事は”真ん中に「人」がいる” こと。どんな事でも深い「思いやり」を持って取り組んでほしいです。
インナーブランディングの活動が、そんな思いやりが生まれるきっかけになれば嬉しいですね!
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大場
「思いやり」って当たり前のようで、本当に大切なことですよね。
プロジェクトチームは大変な瞬間も多いと思うんですよ。でもそんなときこそ互いを思いやって、頼れるところは仲間に頼って、楽しめる瞬間には思いっきり楽しんで——そんな組織を目指したいです。
インナーブランディング活動を通じて会社や仲間をより好きになってもらい、その内なる輝きがPIVOTの魅力として社外にも伝わればそんな嬉しいことはありません!
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