【24年新卒社員研修コラムVol.2】<失敗を恐れず挑戦> 新入社員研修で掴んだ成長の鍵
2024.8.01 (更新日 2024.8.06)
こんにちは!2024年4月にPIVOTの一員になりました津田です。大学では情報学を広く学び、AIの画像認証を用いたシステムの研究をしていました。
私は、ずっと自分の考えを相手に伝えることが苦手で、就活中は、グループディスカッションで自分の意見をすぐに発言できなかったり、思いがけない質問に戸惑って意味不明な受け答えをしてしまったり…というふうに、できるだけ自分の意見を発言することから逃げていました。
そんな私がPIVOTの研修の中で、失敗を恐れず挑戦し、成長できたということについてお話していきます。私と同じように自分の考えを伝えるのが苦手と思っている方にぜひ読んでいただきたいです!
もくじ
苦手と向き合って挑戦する!
私がPIVOTに入社してから、大きな壁にぶつかる出来事がありました。それは、研修の一環として訪問した4月のビジネス展示会にてアポイントを取った後のことです。
当時、ルーキーの中でアポイントを取っていたのは、私だけだったため、ミーティングの結果をサマライズして、ルーキーに伝える必要がありました。しかし、その時は、事前に言うことをまとめておらず、考えながら話し出してしまったことで、自分の中で何が伝えたいのかが分からなくなってしまいました…
私はずっと言語化することが苦手だと感じていましたが、この出来事以降、自分の考えていることや事実を「サマライズ」することが苦手であると気づきました。
この失敗を克服するためにどうしたら自分の意見をうまくサマライズして伝えられるかを、トライ&エラーを繰り返すことで模索しました。そして私は、自分なりに「サマライズするためのコツ」を掴むことができました!そんなコツを皆さんに紹介したいと思います。
サマライズするためのコツ
【サマライズするためのコツ】
-
- 相手のニーズを考える
- 自分の思考を整理する
- 人のスキルを模倣する
このコツについて、これから詳しく説明していきます!
コツ1.相手のニーズを考える
まず1つ目は「相手のニーズを考える」です。
言語化したり話したりすることの最終的な目標は、自分の思考を具現化し、相手に伝えるということだと思っています。ということは、相手が今知りたがっている情報を分かりやすい言葉で伝える必要がありますよね。
研修の中では、ワークの進捗や振り返りなどをサマライズして伝えることがよくあります。このとき、忙しい上司や同僚が知りたい情報を話し手の方で取捨選択して伝えることがとても重要になってきます。
そのため、「相手のニーズを考える」ことで、必要な情報を的確に絞り、わかりやすい言葉で簡潔に伝えることが大切だと考えました!
コツ2.自分の思考を整理する
2つ目は「自分の思考を整理する」です。
コツ1でお伝えしたように、相手が知りたがっている情報や分かりやすい言葉を選ぶためには、自分の頭の中を整理する必要があると思います。頭の中がぐちゃぐちゃのままでは、話が長くなり、何を伝えたいのかが明確になりません。
そこで、私が実践している「思考を整理する」ための方法を紹介します!
- 頭の中にあるものを全て書き出す
- メタ的に要素ごとに分ける
- 要素のつながりを考える
まず、頭の中にある膨大な情報を書き出すことで、自分の思考を一目で確認することが出来ます。次に、書き出した情報を【事実】【感情】【課題】のようにメタ的に要素で振り分けます。そうすることで、情報の取捨選択ができます。最後に、要素のつながりを考え、文章を構成していきます。
このように常に「自分の思考を整理する」ことで、瞬間的に伝わりやすい言葉や表現が頭の中でパッと浮かぶようになりました!
コツ3.人のスキルを模倣する
3つ目は「人のスキルを模倣する」です。
これは今回紹介するコツの中で一番取り組みやすく、すぐ実践できるのではないかと思います!自分が、話が上手だなと思う人の話し方を観て、分析してみましょう。
例えば、スティーブ・ジョブズは「マジックナンバー3」という技法を使って、プレゼンテーションをしていました。マジックナンバー3とは、話す内容を最初に3つに分けて提示することで、聞き手に理解されやすく記憶に残りやすくなるという技法です。
私はこの技法を使って、プレゼンや話し方を組み立てるようになり、自分の話の道筋が見えてくるようになりました!
このように、「人の模倣をする」ことで、自分に合った考え方や話し方を見つけることが出来ました!
以上、私が研修期間中に掴んだ【サマライズするためのコツ】でした!
成長の実感
私がこのコツを大切だと実感できた出来事があります。
研修の1つに「T研修(テクニカル研修)」というものがあります。Webディレクション・UX/UIデザイン・フロントエンドなど専門的な技術を、Webラーニング形式でルーキー全員でグループ学習していきます。
その中のフロントエンド研修では、基礎知識の差による非エンジニアの負担が大きくなったため、研修内容を変更したいという旨を、研修担当者である嶋田さんに、私が伝えることになりました。今まで複数の情報をまとめて伝えるということができませんでしたが、先ほどお伝えした【サマライズするためのコツ】の3つを意識して話すと、どう変更したいのかを的確に伝えることができました!
その時、情報整理をしたメモがこちらです↓
このメモで意識したことは、まず、伝えたいことを【現状】【対策】【懸念】という3つのメタ情報(マジックナンバー3)に設定しました。
次に、話し合い全体の情報を3つそれぞれに振り分け、最後に、相手のニーズ(知りたい事)と自分達のニーズ(伝えたい事)が一致している部分にハイライトを入れました。この3つを意識したことで、伝えるべき事の取捨選択が出来ました。
結果的に、この後の研修はこの提案通りで進むこととなり、嶋田さんに「今の説明すごく分かりやすかったよ!」と褒めていただき、とても嬉しかったです!
この経験が、私にとって「失敗を恐れず挑戦する」成長を実感でき、自信につながりました。
終わりに
3ヶ月間の研修を受けて、私は失敗を恐れることなく何にでも挑戦できるようになり、自分でも驚くほどに変化しました!
PIVOTでは失敗を「価値」と捉え尊重してくれて、認め合う文化があります!今、自分の言語化力、コミュニケーション力、技術力に自信がなく不安でも、研修を通して絶対に成長できる環境です!
PIVOTの研修は、スキルを高めるためのものだけでなく、人間力をアップすることができるものも含まれていて、とても手厚い研修になっています。これを見ている、あなたと一緒に働けることができる日を待っています!
24年新卒社員研修コラムシリーズはこちらからお読みいただけます!
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