【24年新卒社員研修コラムVol.1】確かな成長の実感。PIVOTの新卒社員研修を経ての成長記
2024.7.29 (更新日 2024.8.06)
はじめまして!2024年度新卒社員として入社しました、塚本です。
大学では情報学部でスーパーコンピュータのソフトウェアにAIを組み込むことの研究をしており、この度エンジニアとして採用していただきました。
今回はPIVOTが今、力を入れている新卒社員研修について、実際に受けている立場から、来年度入社を考えている人たちに向けて、私が視野を広く持って行動できるようになったプロセスをお話ししようと思います!
もくじ
真ん中に「人」がいる組織をつくるために
私たちはデザイン×エンジニアリングのプロフェッショナルとして、常に相手の感情やニーズ、体験を考えて動くことが求められています。どんなサービスやプロダクトも、最終的にそれを使うのは「人」ですから、「人」のことをちゃんと知っていなければ良いものは作れない、と考えるからです。
そこでPIVOTの新卒社員研修ではまず、自分と、自分がコミュニケーションを取る「人」について、徹底的に考えます。すると、相手の心が動くことは何か、どう書けば相手にとって読みやすい文章になるか、相手が今知りたがっていることは何か、その為にどのように報連相をすれば良いか、このサービスのペルソナはどんな人か、といったことを意識して仕事ができるようになります。
これによって、私は「人」によって大切にしていることは違い、心が動くポイントは異なるということを認識することができました。これは以降の研修を受けるにあたっての心構えとして、とても役に立ちました。
論理的な正しさだけでは、人の心は動かせない
前のチャプターで、私は「人」によって大切にしていることは違い、心が動くポイントは異なるということを認識することができた、と書きましたが、この意識を持っていると、コミュニケーションのみならず、自身のメンタルヘルスのケアにも活かすことができるのです。
入社前の私は結構頑固な人間で、自分が「こうだ!」と考えたらそこしか見えなくなる、視野が狭くなるタイプの人間でした。理系の高校・大学出身だったこともあり、論理的でない話し方をする人はニガテで、特に私の母親とはいつも投げた雪玉は返ってこない、雪合戦のような口喧嘩をしていました(笑)。
今では意見や気持ちの違いにぶつかった時、「なぜそのように考えた・思ったのか?」ということを意識するようになり、理由の仮説を立てることができます。これが表出した意見や感情の原因を知る助けになるため、納得して相手の言葉を受け止めることができるようになります。
すると、理不尽さが薄まり、自分で自分の心の“ゴキゲン”を保つことができます。さらに、自分がこの状態だと、相手へのコミュニケーションの取り方に再度活かすことができて、良いスパイラルが生み出されます。まさにWin-Winな関係が築けますね!
私もこのことを知ってから、PIVOTの研修を受けていく中で毎日の報連相や成果を発表するプレゼンテーションを繰り返すうちに、相手のことを意識した伝え方をデザインすることができるようになりました。さらには相手の要求を引き出せるような質問ができるようになり、大きな成長を感じています。
「〜〜しっぱなし」を無くし、足元をしっかり固める研修
ビジネスの場のみならず、振り返りを行うことは非常に大切です。例えば対戦ゲームでも、自分が負けてしまったときは「なぜ負けたのか」の原因を分析することが、次なる勝利につながる大切なステップになりますよね。
PIVOTの新卒社員研修は教えられて終わり、ではなく、グループ学習とそのアウトプット&フィードバックをとても大切にしています。フィードバックによって自分が考えていたことと、相手が考えていたことの違いを認識できます。その違いを認め、必要であれば修正していくことで、「人」や物事に対する解像度を高め、広い視野を持って物事を考えることができるようになりました。
例えば、テクニカル研修の中では、ディレクター業務の進め方をデザイナーとエンジニアも一緒に学びます。研修の進め方も私たちでディレクションを行うのです。まずは同期のメンバーだけでプロセスのフィードバックを行い、改善案をつくります。その後研修担当者である嶋田さんへ案を提出すると、我々が見落としていた視点や、嶋田さんしか持ちえなかった視点からのフィードバックをいただけます。それを受けてさらに、案を練り直すことで、研修プログラムそのものをより良くしていくのです。
このインプット、スループット、アウトプットのサイクルができたことで、成長の実感を得て納得しながら研修を進めることができました!
いざ、展示会へ!フィールドワーク研修!
これらのスキルを使って、実際にビジネス展示会に参加します。自ら設定したテーマに沿って目的と目標を立て、何の情報収集をするか意識して展示会に臨むのかを事前に決め、準備を行います。
展示会に参加することで、より多種多様な背景・職務・知識などを持った人たちとコミュニケーションを取ることになります。初回は緊張と不安があり、2,3分表面的な話をするだけで、なかなかアポイントの獲得に繋げることができませんでした。
しかし回を重ね、フィードバックを受けるにつれて、「相手が知りたい情報は何か」「どのような気持ちで今この場にいるのか」を考えながら話をすることができるようになり、3回目に参加した展示会では、実際に商談の機会を獲得することができました!入社からたった2ヶ月で、商談ができるようになるまで育ててくれる会社はなかなか無いのでは?と思っています。
おわりに
今、PIVOTでは新入社員をはじめ、人材育成に特に力を入れています。それは、「真ん中に『人』がいるデジタルサービスをつくる」ためには、「真ん中に『人』がいる組織」である必要があると考えているからです。
3ヶ月間経験したPIVOTの新卒社員研修を通じて、私は「人」のことを考えながら行動することの大切さとその効果を学ぶことができ、その結果広い視野を持った物事の捉え方ができるようになりました!
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