【連載】センセイ(うちの社長)を紹介します~Vol.4~

大場 千夏 Chinatsu Oba PRプランナー

2020.3.19 (更新日 2023.2.15)

こんにちは!PIVOTのPR、大場です。
2020年4月1日に迎える20周年に向けての連載企画「センセイってこんなひと」。今日はVol.4です!

 

 

もともと社内向けに発信していたこのブログ企画。予想以上(?)に社員からも好評で安堵しました。

 

 

大場「センセイ~!みんな読んでくれてうれしいですね!!」

センセイ「う、うん…みんな案外見てくれてるのね…(恥)」

 

 

と、とっても恥ずかしそうです。うちの社長は根っからの”センセイ気質”でして…自らが表立って目立つことはしないけど、縁の下でみんなをサポートをしてくれている感じといいますか。センセイのあだ名の所以(まだの方はぜひこちらの記事も!)の通り、まずはみんなが働きやすい環境を整え、気軽に質問もできちゃう存在。でもいざというときはすごく頼りになるー!!

 

PIVOT立ち上げの当時からセンセイの変わらないその存在感があるからこそ、きっと社員もこのブログを読んでくれてるんですね! センセイ!

 

と、いうことでインタビューを幾度行っても恥ずかしがるセンセイをしり目に、今回もどんどんセンセイを深ぼっていきます。

 

 

Vol.4のテーマは「インテリア」。PIVOTのオフィスインテリアもセンセイのこだわりが随所に見られます。今回はPIVOTのオフィス移転の歴史と共に振り返ります。

 


「機能美」へのあこがれ

今までに、中学・高校の頃にハマったクルマや音楽の話を聞きましたが、その当時センセイは、他に興味を持っていたことはないんですか?

 

クルマや音楽ほど深くはハマらなかったけど、インテリアには興味があったね。西新宿のリビングデザインセンターOZONEとか、メーカーのショールームとか、見に行ってたよ、友達と。

 

いわゆる「機能美」に惹かれたんだよね。単に機能を果たすだけじゃなくて、そこに人の心を動かすような、情緒的なデザインが加えられているところに興味を持った。

 

例えば、ハンドルをひねれば水が出る蛇口。学校の水場にあるような何の変哲もない、「水を出す・止める」という機能だけの蛇口がある一方で、海外のメーカーの蛇口の中には、部屋のインテリアのデザインの方向性とか、テーマや世界観とか、実際にその蛇口を設置する空間のイメージや使う人の生活スタイルまで考えられたデザインが施されているものもあるよね。​​​​​​​決して装飾過多でも華美でもなく、考え抜かれたシンプルな美しさに、あこがれを感じていたんだ。

PIVOTの基本的な考え方に通じる「機能美」

デザイナーがいて、エンジニアがいて、全体を俯瞰で見るプロジェクトプランニングできる人がいて、この3者のバランスがPIVOTの基本になっています。

 

それって、「機能美」につながる考え方だと思っているんだ。きちんと機能を満たしたうえで、ストレスなく使える、使っていて心地よいといったデザインやユーザーインターフェイスが備わっていると、嬉しくなるし、気持ちが豊かになるし、思わず使いたくなるよね。

​​​​​​​

ただ単に課題を解決するだけじゃなくて、使う人の「使いやすさ」やサステナビリティまで考えて提案をして、それをカタチにして納品するのがPIVOTの基本にあるものだからね。

 

その頃の考え方が今の会社につながっているなんて、奥が深いですね。そういえば、センセイが新入社員として入社したのは家具メーカーなんですよね?

 

まあね。専門的に学んでいたのが「CAD設計製図科」だったんだけど、たぶん図面が描けたから入社できたんだよ(笑)。大手事務系家具会社の子会社で、なかなかニッチなモノをつくっている会社でね。

 

学校の理科室にあった机、覚えてない? 薬品をこぼしても大丈夫な机。あの天板は特殊な加工が施してある「グラサル天板」って言うんだけど、理科室に設置される「ユニット実験台」などを製造する会社が、初めて働いた会社。

 

 

そこでの出会いやその頃の経験が、​​​​​​​今の仕事に大きな影響を与えているんだけど、またそれは別の時に(笑)。鈴木も、元々その会社の関連会社に居たんだけどね。

な、なつかしい!

限られた空間を効率よく使うため、​​​​インテリアを手づくり

会社のインテリアにもこだわりが見えますよね。はじめのオフィスがあったのは高田馬場だったそうですが、その頃からこだわりが?

 

こだわりというより、必要に迫られて、だね。普通の2DKの間取りに、最大で5人が仕事をしていたかな。生活の場でもあったから、仕事に使えるスペースが限られていてね。

 

鈴木が家具メーカー関連会社に居た時の営業先に、建築士の先生がいて、その方と仲が良くて。その方は、低コストで機能的な家をつくるのを得意にしていたから、狭い空間のうまく活用できるよう、図面を引いてもらったの。まるでパズルみたいだったよ。​​​​​​​

 

 

プリンタやパソコンの大きさを全部測って、ピッタリ収まるように、どこに何を入れるかを決めてね。プリンタを置く板にはキャスターをつけて、必要な時は出して、不要な時は邪魔にならないよう中に入れておくとか、手づくりでオフィス収納をつくった。

 

ホームセンターで、コンパネを指定したサイズに切ってもらい、軽トラを借りて運んで、ペンキ塗って、組み立てる。​​​​​なんてことをやったよ。

高田馬場→原宿→水道橋→原宿→そして今、​​​​​​働き方から職場のインテリアを考える

その後、『原宿第二コーポ』という、古いけど今でも人気のあるビルに移ったんだけど、また同じ建築士の方に依頼した。少し広くなるけど、人も増えるということでね。終電間際でも、原宿駅までダッシュで5分かからない距離で、便利だったんだけどね(笑)。

 

結果的に、隣の人と肩が触れ合うくらい1人当たりのスペースが狭くなっちゃって、打ち合わせに来たお客さんに「タコ部屋」と言われて、引っ越しを決めた(笑)。

立地抜群ですね~

 


 

今度は、うんと広い水道橋のビル。入口に玉砂利を敷いたり、大きな円柱をつくったり、かなり自由に自分たちで内装に手を入れたね。ただ、如何せん建物が古くて、広さ的にはまだ人数が入れたけど、さらに先のことを考えて引っ越すことに。

確かに広くておしゃれそう!

 


 

2度目の原宿(大島ビル)は、完全手づくりはやめて、ちゃんと業者に依頼した(笑)。

その当時としてはまだ珍しかった「働き方」の考え方を職場づくりに活かすという、今求められているような思想をオフィスインテリアに反映することを、建築士の方にやってもらったんだ。

 

「PIVOTをどんな会社にしたいのか?」を議論して、それならばこういう職場環境をつくる必要があるとか、かなり先進的な考えを基にスペースづくりを行った。島型ではないスタイルとか、大きな1枚板の机とかね。当時は、雑誌にも載ったよ。​​​​​​​

明るいエントランスとらせん階段が特徴的。

当社名物のPIVOTカウンターを組み立てる社員たち。組み立てを社員がしていたとは!

 

すぐ裏手に原宿の竹下通りがあり、緑が多くてのんびりできる東郷神社があり、環境もよかった。アパレルの事務所が周りにたくさんあって、サンプルセールに行きやすいというのが、​​​オシャレ好きな社員には好評だったね~。

 

そうですね、原宿を経て、現在の外苑前オフィスに移転してきましたね!
しばらく名残惜しくて、外苑前に引っ越してきてからも、みんなでタクシーに乗って、サンプルセールに行ってましたよ(笑)

 

今のこの外苑前の職場環境も、働きやすさを意識したんだよ。まあ、人が増えたこともあるし、ここに引っ越してきた頃と現在では、​​​​​​また考え方も少し変わってきた部分もあるし、100%ではなくなってきている部分もあるかもしれないけどね。

初期のレイアウト。自然光で明るい雰囲気は外苑オフィスも同じですね。

引っ越し直後にはクライアントの皆様も招き、引っ越しパーティーも開催。メンバーや、実績のほか、ライブプログラミングなどでおもてなししました。

 

 

職場も、機能的で仕事しやすいこと、​​​​​​​心地よく快適に仕事ができることが重要ですよね。「機能美」の考え方に通じるものがあると思います! オフィスのインテリアまで手づくりしていたなんて、まさに、想像した最高の実現に、奔走したのですね。

 

いつの時代も「つくること」が好きな人たちがPIVOTに集まっているなあと改めて思いました!

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