PIVOTの制作実績|学習コンテンツのDX|UXデザイン、UIデザイン、アプリ開発まで
年長さん向け学習コンテンツ(タブレットアプリ)DX
こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」
株式会社ベネッセコーポレーション
学習コンテンツ制作10年以上のノウハウを生かした、「楽しく学ぶ」くふうがいっぱいの学習コンテンツ
- 子どもが「使いやすく」「楽しく学べる」UXデザインをユーザー調査で追求
- 年間1000問以上のレッスンを効率的に制作するための仕組みを構築
- RFP策定支援からの参画で、マルチベンダー開発を円滑に進行
子どもが楽しく学べる!を叶える教材のDX
「進研ゼミ小学講座」で長年お付き合いのあるベネッセコーポレーション様から、「紙媒体で展開している年長さん向けの学習教材をデジタル化したい」とご相談いただきました。教材の学習意図はそのままに、デジタルならではの体験を盛り込んで子どもが楽しく学べるコンテンツにしたい、と考えました。
まず取り組んだのは、子どもの好奇心や学びたい気持ちをくすぐる世界観づくりでした。RFP策定の段階から、プロトタイプ(試作)を実際のお子さんに使ってもらい、自然な流れで 学習に入るためのしかけを、動画、アニメーション、音声などを駆使しながら作り上げていきました。
一方、膨大な数のドリル問題を効率的に作成するための仕組みづくりにも取り組みました。複数の問題テンプレートの制作や問題コンテンツを量産する制作会社向けのガイドライン作成、正しい実装になっているかチェックするツールの提供でコスト上昇を抑えるくふうを行っています。
クライアントであるベネッセ様のほか、開発ベンダー、問題コンテンツを量産する制作会社など多くの関係社が関わるプロジェクトでしたが、RFP策定から携わり、各社との連携がスムーズに進むようお手伝いさせていただきました。
子ども心をくすぐるデザインとは?
ユーザーテストを繰り返してわかった「子どもが喜ぶUXデザイン」
それまで担当していた小学生向けより、さらに学齢が下がる子どもたちが対象。まずは「何ができて、何ができないのか」を探ることから始めました。子どもの小さい指でなぞったり、動かしたりできるのか?モチーフを選ぶにも、大人向けとは違う発想が必要です。学習のプロであるベネッセ様の知見をお借りしながら、デジタル領域での「子どもの可動域」をテストをしながら確かめていきました。テストとフィードバックを繰り返すことで、少しずつ学齢に合ったUXデザインを作り上げています。
問題制作の効率化は、事業価値に直結する
じゃんぷタッチでは、年間1000問以上の問題が配信されます。いかに効率的に質の良い問題をつくるかは、サービスの価値にも直結する課題です。本プロジェクトでは、システム会社を介さずに、問題コンテンツを量産する制作会社が効率よくコンテンツを作成できるように、数十種の問題テンプレートを用意し、バリデーションという自動チェックの仕組みも実装しています。テンプレートは問題タイプ別に用意していますが、簡略化し過ぎて、学習意図が失われないよう、ある程度の自由度を保つよう設計しています。
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