PIVOTの制作実績|業務システムのUXリサーチ|モックアップ、ユーザーテスト、検証まで
花き生産者向けサービス
UXリサーチ
インターネット花市場ba*net
株式会社オークネット
調査&検証で、あいまいなUX課題をクリアに。
UXリサーチがビジネスの解像度を上げる。
- リニューアル着手前にUX課題を仮説検証、
改善の方向性やポイントを明確化。 - あらゆる視点からエンドユーザーを分析。
サービスの課題やユーザーの価値観を洗い出してモデリング。 - プロジェクト完了まで最短2~3カ月。
スピーディー&ローコストで、事業のリスクを軽減。
ユーザー体験を分析して、UX戦略を立案。
課題解決へ的確にアプローチするPIVOTのUXリサーチ
株式会社オークネット様が運営する「ba*net」は、インターネット上での花の出荷・仕入れを可能にしたネット花市場です。今回は、花を出荷する生産者さま向けのサービスリニューアルに向けたUXリサーチをご提案しました。リニューアルの目的は、より生産者さまの生活・業務フローに根ざしたデジタルサービスにすることで、利用者数の向上を図ることです。
UXリサーチは、大きく「調査」と「検証」の2つのフェーズで行いました。
「調査」フェーズでは、クライアント様がお持ちの情報やアンケートを基に、仮説としてカスタマージャーニーマップやペルソナを作成。そこからモックアップを作成しユーザーテストで「検証」を行いました。
UXリサーチを通して、あいまいだった課題や改善ポイントを明らかにし、クライアント様が納得感を持ってリニューアルに着手できるよう、お手伝いさせていただきました。
【調査フェーズ】ユーザーを知って、課題を探る
調査フェーズの目的は、ユーザーの課題や価値観を明らかにすることです。
これには、サービスへの接し方はもちろん、サービスに触れる時間以外の、1日の仕事の流れや生活のリズム、業務がどれくらいの量なのか、従事している人数など、生産者さんを取りまく環境、状況まで把握することが必要です。また、ITリテラシのレベルや、サービスに対して期待していることなども重要な調査ポイントとなりました。
今回は、サービスを利用している生産者さん約40名にアンケートを行いました。
アンケートで明らかにした 3つのこと
出荷業務の実態
デバイス環境・
デジタルリテラシー
オークネット/ba*net
に対するニーズ
【仮説の設定】密なコミュニケーションで視点を共有する
アンケートなどの調査を基にして仮説を設定し、カスタマージャーニーマップ、インタラクションシナリオ、ペルソナをアウトプットとして作成しました。これはクライアント様と一緒に、現状の整理をアウトプットベースで行うためです。
PIVOTでは、クライアント様からいただいた課題をただ受け取るだけでなく、ともに議論する過程を大切にしています。対話を重ねることで、あいまいだった課題を言語化し、共通認識を持ってプロジェクトを進めていくことができるからです。
アウトプット提出後は、サービスのどの画面を検証するのか?
どんなタスクを検証したいのかについて、双方の視座を合わせたうえで検証フェーズへと進みます。
週1回の定例会において、オークネット様とディスカッションするためのアウトプット
【検証フェーズ】ユーザーテストで仮説を検証する
仮説の設定が完了したら、想定に基づいたUIスケッチを作成します。UIスケッチはUIデザインのラフのようなもので、これを繋げて簡単な画面遷移が確認できる「モックアップ」にします。
モックアップを実際のユーザーに操作していただいて、検証を行うのが「ユーザーテスト」です。
テスト時は、ユーザーの操作画面をモニターしながら、どこでつまずいているのか、ストレスを感じるポイントはどこか、などを観察します。完遂率などの定量的な結果はもちろん、テスト中のユーザーの様子、発言などの定性的なデータも、重要なヒントとなります。
テスト前に立てた仮説が間違っていないか確認するとともに、私たちには見えていなかった新たな情報が得られることも大きな利点です。
ユーザビリティテストで検証したこと
UI・UX改善案であるモックアップと
実際の送り状作成・送付との差を比較する。
ユーザーの要望も併せてヒアリング。
zoomでのユーザビリティテスト様子
ユーザビリティテスト結果まとめ資料
And More...
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