logo logo
Member x Work

いつでも楽しむ気持ちを大切に。
チームの“ハブ”となって動く、
若き挑戦者のモットー

avatar

西田 菜帆子

2019年入社 UIデザインチーム デザイナー

2019年に総合職として新卒入社。人懐っこいキャラと抜群のコミュニケーション能力で
クライアント窓口やプレゼンテーションも担うなど、
デザイナー領域を超える活躍でプロジェクトを推進する西田菜帆子さん。
挑戦を続ける彼女のモットーは、チームのハブとなること。
今回は、入社3年目でチームに欠かせない存在となった西田さんに
仕事で心がけていることを聞いてみました。

トップに相談して夢の道へ。
「私、デザインがやりたいんです!」

―まずは、入社のきっかけを教えてください。

avatar

ものづくりができる場所を求めて就職活動を行うなか、就活情報サイトに掲載されていたPIVOTと出合いました。
“仕事の規模や予算の大小ではなく、道具の作り手として、どこまでこだわるか”という言葉が琴線に触れ、純粋にワクワクした瞬間を昨日のことのように覚えています。
正直なところ、明確にこれといった決定打があったわけではなく、ただ自分のフィーリングを信じました。今年で3年目になりますが、今の自分を「答え」として照らし合わせると、 当時の直感はしっかり当たっていたなと思っています。

―総合職として入社し、デザイナーの道へ進まれたんですね。

avatar

やはりものづくりに直接的に関わりたくて、研修期間終了後にデザインのOJTの下につきました。
デザイナーとしての専門スキルがない状態からのスタートだったので、すぐに会社に貢献できるとはもちろん思っていませんでした。
デザインスキルや経験で勝負できない分、コミュニケーションや情報収集といった自分の強みを説明したうえで「どんな仕事もします。ただデザインだけはやらせてください」とトップに相談させていただきました。

visual

領域外まで挑戦させてくれる場所で、がむしゃらに
駆け抜けた1年目

―入社後にギャップを感じたことは?

avatar

最初に驚いたのは、担当できる業務幅が広いことですね。IT分野のものづくりは分業化されるのが当たり前だと思っていたので、垣根を越えてさまざまな業務にバンバン挑戦させてもらえた事には驚きました。
デザインのアウトプットではまだ貢献できないからこそ、ただビジュアルをつくるだけでなく、情報設計など領域外の業務にも挑戦しました 。当時は常に自分で拾えるタスクがないかを隈なくチェックして、職種間のパイプ役になれるように意識していました。

―専門外からの挑戦でその業務幅。1年目ですし、かなりプレッシャーがかかったのでは?

avatar

いえ、性格的にやらせてもらえることが大きなモチベーションにつながりました。もちろん少しのプレッシャーはありましたが、やりがいのほうが大きくて! どんどん前のめりになり、「もっとやりたいです!」と手を挙げていました。

チームをうまく稼働させるために職種を超えて連携する

―担当プロジェクトやポジションを教えてください。

avatar

現在は、デザイナーとして講談社様の美容メディア『VOCE』公式サイトの運用まわりを担当させてもらっています。デザインと実装のズレを調整したり、季節もののページをデザインしたりと、リリース後も幅広く携わっています。
そのほか、教育系のある案件では、クライアントとの窓口業務やプレゼンテーションから参加させていただきました。2021年3〜6月頃にはUXなどの工程も担当していたのですが、最終的にクライアントが検証したかったコンセプト結果も非常に良い数値で。そこでの成功体験は、大きな自信につながりましたね。

―ご自身で提案することも多いのでしょうか。

avatar

最近でいえば、大手スーパーマーケットチェーンのアプリ最適化の提案案件に、自ら手を挙げて参加させてもらい、店舗での支払い周りを実際にチェックするフィールドワークも行ったりもしました。
残念ながら成約には至りませんでしたが、自ら領域を広げて挑戦できたのは非常にいい経験でした。

―仕事を進めるうえで意識していることは?

avatar

チームの「ハブ」になれるよう、積極的にコミュニケーションをとって、足りないものを把握するよう心がけています。
チーム全体を俯瞰して、職種間に浮いたままになっている“グレーのボール”を拾う感覚です。

visual

「笑顔」と「想像力」を武器に、社内外を結ぶかけ橋になる

―では、クライアントと良い関係を築くために心がけていることは?

avatar

早いレスポンスを心がけることと、自分でできそうなタスクは拾うようにすることです。職種でタスクを区切って“あの人がやってくれるまで待つか”と思うと、アクションが他人任せになり、チーム全体の動きが遅くなってしまう。社内外問わず、スピード感を持って接したいので、こまめにグループチャットやメールを見るようにしています。クライアントからメールをいただいて、すぐさまメンバーにメール内容に関する課題を共有をした際は、「えっ、もう見てるの?」と驚かれたこともあります。

あとは、いつでも楽しむ気持ちを忘れないこと。少し前に「西田がいると案件全体が明るくなるよ」と言われたことがあって、このマインドはチームやプロジェクトにもプラスに働くんだと実感しました。たまにこの言葉を思い返しては、ニヤニヤしています(笑)。

―これまでにぶつかった壁と、乗り越えるために実践した具体策を教えてください。

avatar

ときには、発注—受注の関係性が明確に生じてしまい、建設的なやりとりができないケースもあります。十分にすり合わせて最終工程に進んでいるはずなのに、「やっぱり別のデザインで」と言われてしまうこともありました。

デザインの認識相違やクライアントからのフィードバックはプロジェクトの生産性すら左右するので、常に“的確なフィードバックやレビューを返してもらうためには”と試行錯誤しています。慎重なやりとりが必要になる場面ですが、ここを曖昧にしてしまうと納期も厳しくなってしまうので、クオリティー担保のためにも重要です。

具体的な策としては、レビューの観点を明確化させるよう意識しています。「情報として要素が足りているかみてください」「デザインの雰囲気について感想をください」など、事前に評価基準をお伝えすることで、お互いに齟齬なく進められるからです。

社会人3年目、次なるステージに上るための準備は万端

―今後3~5年間の目標を教えてください。

avatar

今後はより間口の広い、一般の人が使うサービスにも携わっていきたいですね。未経験からデザイナーの道に進んで3年、まだまだ勉強すべきことが山積みです。
本屋でデザインの本をチェックしたり、展示を見に行ったり、国内外のウェブ媒体からトレンドをキャッチしたり、次の目標に向かって、インプットの時間を毎日とるようにしています。

―最後に、西田さんにとってPIVOTとは?

avatar

なんでも吸収させてもらえる場所、でしょうか。
主体性をもち、前のめりな姿勢で取り組めばきっとどんなことも学ばせてもらえます。昔から学ぶことが好きなので、いくらでも挑戦させてもらえる今の環境は自分にうってつけと感じています。

就職活動をするなかで、ときには落ち込んだり迷ったりする日もあるはずです。
でもそんなときこそ、自分がもっている軸とフィーリングを大切にしてください。
夢や目標、なりたい自分——PIVOTは、そんな熱い想いに応えてくれる場所です。気になった方は、ぜひ気軽に話を聞きに来てみてください。

visual
Next Interview

“プロジェクトマネージャー”に仕事の心得を聞く
渡部 和也​