【知識不要!WEBディレクターが実践!】今すぐできるチームビルディング3つの心得
2023.4.18 (更新日 2024.6.18)
チームがうまく機能していない気がする・・・・そんなお悩みを抱えてはいませんか?
社会人経験が長い方でも、チームに悩み・不安や不満を感じている方もいらっしゃるかと思います。また、初めてチームをもった方は何から手を付けたらいいのか、難しいですよね。
WEBで検索してみたり、書籍を読んでみたり、上長や同僚に聞いてみたり・・・
色々な情報が手に取りやすい時代だからこそ、『何をしよう』と考えてしまうこともあるかと思います。私もその一人です。
未だに試行錯誤中ですが、そんな中でもこれはいいかも!と思えたことがいくつかあります。まずは一緒に、キモチ一つでOKです、心構えから取り組んでみませんか?
もくじ
「チーム」が必要な理由
PIVOTでは、WEB・アプリ制作の企画・設計・開発を行っています。お仕事のお声がけをいただき開発が始まる前に、まずはチームを組みます。
プロフェッショナル集団と自らうたっていますが、プロフェッショナルがただ集まっても、ビジネスゴールは達成できません。
そのために私が必要だと考えているのが、ゴールに邁進できるチームを作ること(チームビルディング)です。しかし、そもそも「チーム」である必要があるのか?と疑問に思う方もいるはずです。フリーランスとして一人で活動されている方もいるし、会社員として働いていたとしても能力が高ければ一人でも充分活動できます。もちろんその通りだと思います。
ただ、一人で仕事を完結させることはできない、とも同時に思いませんか? 1つの仕事に対し、仕事を発注・受注する人、自分の不得意領域が得意な人、ステークホルダーと呼ばれる利害関係者など様々います。一人では“仕事”は成立しない。
仕事には各方面との約束事があり、その約束を果たす役割を担っているからこそ、個人のみではなく、グループ(ただ単なる集合体)となり、グループからチーム(目標・目的・ゴールが同じ)になることで仕事がスムーズに進行していきます。つまり、個人よりもチームであることでより遠くのゴールも目指せると、私は考えています。仕事でのチームとは、社内だけでなく社外(クライアント・パートナー)も含めてチームとなれることがとても重要です。
グループとは:複数の人間の空間的・心理的・目的理由その他な集まりのこと
チームとは:共通する最終目標の達成に向けて、そのメンバー一人ひとりが各自の役割を認識し、協力し合う組織のこと
「チーム」で制作物を創るメリット
チームの必要性は何となくご理解いただけましたでしょうか。仕事だからという企業側の理由だけでなく、チーム制のメリットはもちろん、個人にもメリットがあります。
企業メリット:業務を効率的に推進して生産性を高め、利益拡大
メンバーメリット:スキル向上・心理的安全性の向上・モチベーションの向上
スキル向上は一人でもできますが、同じ領域のメンバーで形成されているチームであれば、インプット量が増えます。異なる領域のメンバーが集まった場合には、自分の領域との繋がりを理解することができ、生産性の向上にも繋がります。また、立ち行かないことが起きた時に頼れる・相談できる人がいることで、心理的安全性も確保されます。列挙したメリットはほんの一例ですし、また、うまくチームが起動していない場合は悪循環に陥ってしまい、メリットを感じられないこともあるでしょう。
次の章では、今すぐ取り組んでいただける内容を紹介していきたいと思います。チームのメンバーたちが十分に能力を発揮し、成果を上げられるようなチームビルディング作りに、きっと役立ちます。
*チームビルディングとは…
チームを機能させる心得 3選
チームビルディングについて、具体的に何をしたらいいかなどの記事もたくさんあると思いますが、今回は準備も何もいらない、この記事を読み終わったらすぐに変えられる心構え3選をご紹介します。
今すぐ実践!チームを機能させるための心得
① 「自分と違う」という面白さ
② 「自分が変わる」という楽しみ
③ 「自分が楽しむ」というプライド
①「自分と違う」という面白さ
誰にとっても、仕事は自分の全てではなく、一部です。
昨今*DE&Iが叫ばれているからということではなく、関わる人それぞれのバックグラウンドを理解することはとても重要なことです。開けっ広げに語れるプライベートもあるでしょうし、人には言えないこともあると思います。自分と違うことは自分の視野を広げてくれるいい機会です。同意・同調する必要はありません、でも、理解しようとする姿勢を持ってみてください。その姿勢は、態度に言葉に表れ、相手にしっかり伝わります。
*DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)は、企業理念や教育理念などに多様性・公平性・包括性を取り入れて公平な機会のもと、多様な人材が互いに尊重しあい、力を発揮できる環境を実現するという概念
②「自分が変わる」という楽しみ
「こうしてくれたらいいのに」「あれをやめてほしい」と期待しても、ほとんどの場合、何も変わりません。というより、その期待は大にして自分に都合がいいからという理由での期待値で、本人にとっては特段困りごとではないケースが多いのではないでしょうか。(私の場合はそうでした・・) でも、相手は変えられません。相手にも相手の都合がありますし、相手にとってあなたがそれほど偉大な存在であれば別ですが、なかなか誰かにとっての偉大になることはとても大変なことです。
それであれば、コントロールできる自分を変えてしまいましょう。変えることは大変なことですが、新たな自分の一面にも出会えるはずです。
③「自分が楽しむ」というプライド
プライドという言葉自体が個人的にはあまり好きではありませんが、仕事に関して何を大切にしていますか?と聞かれたら、楽しむ姿勢だけは貫いていると自負しています。
自分が楽しくなければ人を巻き込むこともできないですよね。楽しむことを牽引することは、立場関係なく誰でもできるはずです。チームを機能させるためということだけでなく、社会人になり1日の大半を費やしている仕事に対し、楽しむ姿勢を忘れずに過ごせると幸せですよね。
まとめ
チームビルディングの概念や手法に関して述べられている記事はたくさんありますが、その前に簡単に取り組める心得を紹介させていただきました。
私はこの3つだけでも、とても前向きに、チームにも仕事にも対峙できている気がしています。私の経験が、読んでいただいた方の一歩を少しでも後押しできたら幸いです。
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