WEBサイト制作に役立つこと間違いなし!あなたはいくつハサミを持っていますか? 〜仕組みはシンプル。可能性は無限大。〜
2020.12.24 (更新日 2023.2.06)
皆さま、こんにちは。PIVOTコラム編集部です。
早速ですが、みなさんはいったい何本のはさみを持っていますか?
私は家での共有物以外に、個人的に14本のハサミがありました。
断捨離やミニマリストに憧れを持ちつつ、物がなかなか捨てられないのです…。
用途に合わせ、形を変えることで生まれる満足感
二つの刃で挟み込むことによって、物を切断するハサミ。機能が同じであればそんなに無くてもよいものとは思うのですが、専門的に工夫がなされた道具には、それぞれに特化した“使いやすさ”という大事な役目があります。
紙を切る。ダンボールを切る。髪を切る。眉毛を切る。布を切る。糸を切る。植物を切る。針金を切る。使うシチュエーションとしても、日常頻繁に使う。料理の時に使う。旅に持っていくなど色々。
私は持っていないですが、刃が何枚も連なっていてシュレッダーの機能をもつハサミや、庭木の刈り込みに用いる柄の長い木鋏や、剪定バサミなどもあります。
朝、ビューラーを使っていてハッとしました。切る道具ではないけれど、これもハサミと一緒の仕組み!そういえば、ペンチやヤットコも同じ仕組み!
1つのシンプルな仕組みから、いろいろな形が生まれている。同じ切るという動作であっても、用途に合った道具を選ぶことで、快適さや満足感をより高めることができます。
はさみの切れ味や使い勝手が良いと、快感とも言える心地良さがある。そして使いやすくなることで安全性が高くなることも利点だと思います。
基本がシンプルだからこそ、プラスの機能が活きてくる。
ふと思い出した数年前に携わったプロジェクトで、子どもの卒園を記念としたテーマソングに合わせてスライドショーを作ることができるWEBサイトを制作したことがあります。
企画当初、機能を盛りだくさんにする派と極力シンプルにする派に分かれたのですが(まぁ、実際そんな派閥的なものは無かったですが)、結果はシンプルな方に決定しました。
機能をシンプルにすることで、日々忙しいお母さんでも、PC操作が苦手なおじいちゃんおばあちゃんにも、気軽に使ってもらえるように。制作したスライドショーを誰かに共有するのもURLを送るだけで簡単に出来るようにシンプルに。
このWEBサイト、期間限定公開の企画だったのですが、クライアントからの評判もよく、他の部署の方からもご連絡をいただき、仕様を少しアレンジして計4サイトに展開されました。
同じ仕組みを利用しながら、デザインやスライドショーに使われる背景のイラストをコンセプトに合わせて変更したり、メッセージの入力機能を付加したり…。見た目と少し機能の調整をすることで別サイトとして展開できたのは、シンプルな操作に絞ったことが理由の一つだったのではないかと思っています。
シンプルな仕組み。シンプルだからこそ新しい価値を加えることができ、その価値の良さが活きてくるのかもしれない。…といろいろな機能を持つハサミを見ながら思ったのでした。
この子たちは断捨離できないな…(笑)
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