システム開発の橋渡しとなるBrSE!失敗しないコツ!
2021.11.08 (更新日 2023.12.06)
みなさん、こんにちは!
PIVOTコラム編集部です。
前回はIT業界のマルチタスクな役割のBrSEについてご紹介しましたが、今回はBrSEとしてどうすればプロジェクトがスムーズに進むのか、という課題を解決するために、プロジェクトの失敗を防ぐ3つのコツをご紹介したいと思います!
もくじ
その1 伝言ゲームはしない!
お客様や設計チームなどから指示が来た時に、そのままオフショアチームに伝えてしまう、いわゆる伝言ゲームはしないようにしましょう!(伝言ゲーム好きな方ごめんね)
受け取った指示の内容を正確にオフショアチームに伝えるのは大事ですが、最終的なオーダーの内容だけを伝えてしまうと、そもそもお客様は何を望んでいるのか、どう作っていけば解決になるのか、オフショアチーム側で判断できなくなってしまいます。
と言うわけで、BrSEは実装可否を考慮した上で依頼内容の背景や開発方針も含めて内容をオフショアチームにインプットするべきだと思います!
その2 カレンダーを徹底的にチェック!
プロジェクトのスケジュールを立てる時に、日本のカレンダー上で祝日を確認するのは言うまでもないですが、それだけで充分でしょうか?
意外と忘れがちですが、海外の休日は日本の祝日と異なります。
スケジュールを調整する時に意識しないといけないのは大変かもしれませんが、日本の休日にオフショアチームは作業を進められる、というポジティブな要素もあります。お互いのカレンダーが違うことを利用してうまく調整できれば、プロジェクトはもっとスムーズに進行できますよ!
Microsoft Outlookでは、世界各国の休日を自分のカレンダーに追加できるという便利な機能もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
日本とベトナムの2021年カレンダー
※背景色がオレンジの日は祝日です
その3 開発になるべく手を動かさない!
BrSEのみなさん、お客様からオーダーが来たときに、
– このくらいの機能なら自分でも作れるだろう
– オフショアチームにインプットするより自分で担当する方が工数は少ない
などを感じ、結局自分で開発しちゃった経験はありませんか?
BrSEはそもそもSEでシステム開発のスキルも持っているので、
「とにかく開発したい」と言う気持ちはすごくわかりますが、
長期的に考えてみると…
– 開発に夢中になったらオフショアチームの進捗管理や成果物の品質チェックに注力できなくなる
– オフショアチームが開発した他の機能と競合する可能性もある
などのリスクがありますね。
緊急対応などの際にオフショアチームへのサポートとしてBrSEが開発に入ることはあり得ますが、基本的にシステム開発自体はBrSEのスコープ外!と割り切り、オフショアチームの進捗管理や成果物の品質チェックなどに注力した方が、プロジェクト全体にとっては良いのではないかと思います!
システム開発の橋渡しとなるBrSE!失敗しないコツ! ~ まとめ
BrSEとして失敗を防ぐ3つのコツを紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん個人的な観点も含まれていますが、日々の仕事で上記の3つのコツを心がけて作業すると、普段よりプロジェクトがスムーズに進んでいるなと感じています。皆さんも、もしよろしければ試してみてくださいませ!
皆さんが実践している他のコツなどがあれば、ぜひコメントを残していただけると嬉しいです!
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