システム開発だけじゃない!結局、サーバーって何?
2021.10.04 (更新日 2024.7.04)
こんにちは。PIVOTコラム編集部です。
今回は、”結局、何?”シリーズ第3弾!として「サーバー」の基本的概念について書かせて頂こうと思います!
昨今、さまざま種類が存在している「サーバー」ではありますが、この記事を読んで頂くことで、「あ〜、結局そこに行き着くんだよね!」となって頂ければ幸いです。
もくじ
サーバーの種類
もはや仕事でも生活でも「〇〇サーバー」という言葉が、ここ10年ほどで一般的な言葉として定着してきました。
WEBサーバー、アプリケーション・サーバー、メール・サーバー、レンタルサーバー、クラウド・サーバー、データベース・サーバー等々、例を挙げていくとキリがありませんね…。
個人情報漏洩ニュースでも「サーバーが攻撃を受けてしまい…」「管理サーバーがサイバー攻撃を受けて…」というような表現がいつの間にか説明も無く使われています。
そもそもサーバーとは、いったい何者か?
皆さんは、「サーバー」と聞いた時に何をイメージされますか?
この写真のように、普段見慣れていない箱型コンピュータ群が、ズラッと並んでいるような、こんなイメージをする方が多いのではないでしょうか?または、アプリケーション・サーバーという言葉があるように、アプリケーションやソフトウェアをイメージされる方もいらっしゃったかもしれません。
どちらも間違いではありません…では、私達が会社や家で使っているパソコンやスマートフフォンとは何が違うのでしょうか?
同じコンピュータであれば、机の上にあるパソコンもサーバーではないでしょうか?
英単語としてのserverが基本概念
「サーバー」を英語で書いてみるとserverですね。
このserverは名詞ですが、動詞ではserveとなります。
このserveという動詞の意味こそが基本概念そのものなのです!
では、serveという動詞の意味を見てみましょう。
調べてみると、「〜を供給する」というものがあります。これが「サーバー」の基本概念です。何かを【供給する】ことがサーバーの目的です。
たとえば、ウォーター・サーバーは水を供給してくれますし、コーヒー・サーバーはコーヒーを供給してくれます。道具ではなく、スポーツでも使われています!
たとえば、テニスやバレーボールでは、ゲーム開始時にボールを最初に打つ人を「サーバー」と呼びますよね?これはボールを「供給する」人という意味です。
IT業界でのサーバー
それでは、我々IT業界ではどうでしょうか。
たとえば、WEBサーバーは、「WEB機能を提供」してくれるものとなります。「WEB機能」の具体としては、WEBサイトやWEBアプリといったものになります。
メールサーバーは、どうでしょうか?WEBサーバーと同じように考えてみると「メール機能を提供」してくれるものとなりますね。具体的には、メールを送信したり受信したりする機能を提供するもの、と言う事が出来ます。
結局…
このようにサーバーという言葉には、「何かを提供してくれる」という意味があるのです!
昨今、様々な種類のサーバーが存在しますし、これからも新しいサーバーが出現することになるかと想像しますが、知らない言葉を纏ったサーバーが、突然目の前に現れたとしても、「何かを提供してくれるんだよね?」という気構えとイメージを持って頂くことで、今までよりも少し「サーバー」との心の距離を縮めて付き合ってもらえるようになっていただければ幸いです!
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