システム開発プロジェクトで役立つ知識~リモートワークでできる基礎力アップ! -セルフマネジメント-
2021.2.05 (更新日 2024.11.29)
こんにちは。PIVOTコラム編集部です。今年は手洗いうがいを徹底しているせいか、例年の冬に比べると風邪を引いてないような気がします。
さて、2度目の緊急事態宣言のさなかにあり、可能な限りリモートワークを推奨する傾向がまだまだ続きそうな気配です。リモートワークが長くなると、以前の記事で書いたように、コミュニケーションに工夫が必要となる以外にも、運動不足や気持ちが滅入るなどの問題が深刻化してきているんじゃないかと思います。
今回は、デメリットを感じ始めている時期だからこそ、逆に「リモートワーク前提の今のうちに、やれるようにしておこう!」ということに着目してみたいと思います。
リモートワークはメリット・デメリット両方あって、一概に良いとか悪いとか決められるものではありません。
両側面を把握して適切に使い分けることが本来は一番ですが、今の状況をチャンスに変えるべく、まずはリモートワークの特徴である
・自己管理能力が問われる
について、改めて考えてみました。
今こそ自己管理能力を鍛えよう!
リモートワークは、オフィスのようないわゆる衆人環視にさらされていないため、セルフマネジメントをある程度できる前提が必要となります。そこが信用されないがために、会社でリモートワーク導入が進まなかったというケースも多々あるのではないでしょうか。
しかし、今はそんなこと言ってる暇もなく、できる限りリモートワークに切り替えることが求められています。つまりは、だれもがセルフマネジメントできて当たり前、の状態にしていかないといけないということですね。これは逆に考えると、全体をレベルアップさせるまたとない機会だと思います。
自己管理能力、というと多岐に渡る統合的なスキルという感じがしますが、個人的には、
「少し先までの、自分がやるべきことをちゃんとわかっている状態」
になっているかどうかが、セルフマネジメントの入り口だと思っています。
この状態になるためには、チームの目的やスケジュール、自分の役割、現状のタスク優先度などがわかっている必要があるので、これだけでも十分多岐に渡るスキルが必要です。
チャットで日報を共有しよう!
そのためにおすすめなのは、
「毎日の帰宅前に、今日やったこと&明日やる予定のことを、チームに一報入れる」です。要は短い日報ですね。箇条書きで、みんなに通じるレベルで書いて、チャットで送るので十分です。
これは、実際に私の開発チームで数年続けています。これによってPMは、チームの進捗や現状を定例会を待たずとも把握できるので、会議の短縮にもなります。問題が起きていれば一緒に書いてもらうようにすれば、早めにピックすることができて更におすすめです。
自分で今日明日の予定を整理できることに加え、チームとのすり合わせも同時に行って予定の調整ができ、みんなでやればチームの状況もわかるので、より効果的な行動がとれるようになります。自己管理能力を鍛えるには、非常に良いやり方なんじゃないかと思っています。
リモートワークしなければならない状況下にあるからこそ作り出しやすい習慣や、色んな効果が見込めることが他にもたくさんありそうです。状況をチャンスととらえて、しっかりレベルアップしていける姿勢を持ちたいですね!!
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