これだけでOK!リモートワーク歴5年で得た簡単コミュニケーション術~システム開発プロジェクトで大切にしたいスキル
2021.1.28 (更新日 2024.6.18)
こんにちは。PIVOTコラム編集部です。
何処も彼処もコミュニケーションの話題が多くて恐縮してしまうのですが、今回は「リモートワーク×コミュニケーション」に関することを私個人の経験から書かせて頂ければと思います。
もくじ
リモートワーク5年
私は、2016年の春に東京から地元の福岡市に戻り、リモートワークをスタートしました。それからもうじき5年が経ちます。
開始当初は、意思疎通が難しく難儀しておりました。SkypeやZoomなどのツール自体が難しくて使えない!ということではなく、意図が伝わってなかったり、聴いた覚えがないことを突然言われたり…。
そもそも、『意思疎通が上手く出来ない問題』は昔から存在しますが、リモートワーク特有のコミュニケーション・ツールを使う環境になることで、より浮き彫りになったと実感しています。
昨年から続くコロナ禍でリモートワークを開始された方々も多いと思いますが、同じように、新しい環境の中でコミュニケーションが上手くいかない、解決方法も特に無いと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、その解決方法をご紹介しようと思います。
しかも、たった1つだけで解決します!
「伝え・通じ合う」が難しい理由
”コミュニケーション”は英語なので日本語訳を調べてみました。
気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い
このように、コミュニケーションとは日本語で書くと「伝え・通じ合う」です。このたった2つを実行することが非常に難しい…。その理由は(私の主観で申し訳ないのですが)、意味が非常に曖昧で、解釈する人によって少しずつ違う意味になってしまうものだから、だと思うのです。
「伝え・通じ合う」のポイントは?
そのため、多くの方々が「伝える」を「言う」という行為のみでまかなっています。さらに、「通じ合う」を無視してしまっています。
特に、下のようなセリフを聴くことがあったら、ちょっと気をつけたほうがいいです。
「ちゃんと伝えました」
「あれほど言ったのですが…」
「それは〇〇に▲▲と書いてあります!」
この考え方は、【伝え側(自分)からの理論】になってしまっていて、”相手が、どれだけ理解しているか?”という観点が欠如してしまっています。
では、「相手が理解する」とは、どういう状態のことでしょうか。
あなたが相手に期待する行動を相手もイメージできるか?
そこで、私がこの数年で大事にしていることは、このたった1つです。
「何か伝えたい」
「〇〇を伝えないといけない」
「▲▲を共有しないといけない」
伝える目的は、〇〇や▲▲などの情報を「相手に言う」ことではありません。何かを伝えるときには、必ず相手に【期待する行動】があるはずです。それがなければ、そもそも伝える必要はないはずです。
言って終わり!じゃない!あくまで行動視点
コミュニケーションとは、相手に意図した行動をとってもらうこと。
行動視点です。言葉を発することではありません。
もし相手が意図した行動をとらなかったら、貴方のコミュニケーションは失敗です。
「伝え・通じ合う」って、どんな時?
これは、社内コミュニケーションに限りません。
・クライアントに何かを伝えるとき
・大人数に読まれる資料を作成するとき
・プレゼンするとき
とにかく、自分以外の人に対して何かを伝える時に、第一に考えておかないといけないことです。
また、「後輩教育のために!どう行動するかを考えさせるために、あえて言わない」というパターンも見受けられますが、その場合、うまく行かなかったケースを留意することを忘れないように…。
コミュニケーションとテクノロジーの進化
テクノロジーやツールは今後も発展し続けていくと思いますが、人間が人間らしくありたいと思う限り、「伝える」の基本は変化しないと思うのと同時に、いつまでも変化してほしくない、測れない領域として生き残って欲しいと思っています。
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