システム開発の重要な役割!マルチタスクな「BrSE」
2021.9.13 (更新日 2023.12.06)
こんにちは。PIVOTコラム編集部です。
突然ですが、皆さんが日々のお仕事で「人手が足りないな」
「もっと人を増やしたいな」などと考えたことがないでしょうか?
既にご存知かもしれませんが、日本では少子高齢化が進み人手不足という問題に直面する企業が多くなっています。
業界によって対策は様々ですが、IT業界ではオフショア開発という対策を講じる企業が多いですね。
今回はオフショア開発において最も重要な役割のBrSE(ブリッジSE)についてご紹介していきたいと思います。
もくじ
オフショア開発とBrSE
オフショア開発とは賃金が安い海外の企業や子会社に、システム開発などの一部業務を委託することです。
ただし、言葉の壁があるので日本側とオフショアチームのコミュニケーションを円滑に行うための架け橋(Bridge)となる人が必須となります。
それがBrSEの役割です。
システム開発においてBrSEに必要なスキル
コミュニケーションの為に日本語とオフショア開発チームの言語が話せるというのは通訳と同じですが、システムの設計なども説明する必要があるのでシステムエンジニア(SE)の知識も持たないといけません。また、プロジェクトをスムーズに進行する為に、各国の文化理解やマネジメントなどのスキルも必要になります。
BrSEの主な業務内容
ITサービスやシステム開発フェーズにおいて、オフショアチームと
連携しつつ進行管理をすることがメインですが、システムの仕様や設計などを把握するために上流工程(提案や要件定義など)の
フェーズにも参加することも多いです。基本的にBrSEの仕事内容は、下記の3カテゴリーに分けられるかと思います。
1. 対オフショアチーム
計画説明、設計書の作成(オフショア側の言語版)、進捗管理、
成果物のチェック(コードレビューなど)
2 . 対日本チーム
設計書の作成(日本語版)、開発の進捗報告
3. 一般SEとしての業務
フィジビリティチェック(実装可否の確認)、サーバ構築、
デプロイ(テスト環境または本番環境への反映)
なんとマルチタスクなのでしょうか…。それだけBrSEは重要な役割を担っています。
システム開発の重要な役割!マルチタスクな「BrSE」まとめ
IT業界のBrSE役割についてざっとご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
今回紹介したのはあくまで一般的なことですが、業界や企業によりBrSEとして求められるスキルや仕事内容が異なる場合もあります。皆様のご参考にしていただけると嬉しいです!
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