LINEを活用した顧客体験の向上/マーケティングの業務効率アップをUX/DXの観点でそれぞれ調べてみました!BtoB企業の活用方法も!
2023.8.04 (更新日 2024.9.05)
皆さんは日頃LINEアプリは利用していますか?
個人レベルであればほとんどの方が「YES」と回答すると思いますが、今回は「LINEを活用してみたい!」という企業様へ向けて、
おすすめ機能や活用効果などをご紹介できればと思います。
今回は、PIVOTが体を張って(?!)検証した「LINEスタンプ制作」に関してもお伝えさせていただこうと思います!
もくじ
LINEは企業マーケティング施策の情報の宝庫?!
LINEアプリの月間ユーザー数はナント、9,500万人(2023年3月末時点)と、日本人の約78%が利用する巨大サービスです。
それぞれのアカウントには、年齢、性別、居住地域、利用OSなどの「デモグラフィック情報」に加え、興味・関心などの「サイコグラフィック情報」も詳細に収集されています。
GPS情報から「〇ヶ月以内に住宅展示場を訪れた」など、ユーザー目線からだと少し怖くなるような情報も収集されていて、企業のマーケティング活動には、のどから手が出るほど欲しいような情報もたくさん集まっているようです。
しかし、企業がマーケティング施策として使えるLINEの機能は膨大。なんとPDFで430ページ超の資料が公開されています。
簡単に把握しきれる情報量ではないので、今回は顧客体験の向上/UXと、LINEのデジタル活用/DXの観点でおすすめ機能をご紹介します。
LINEで顧客体験/UXの向上ができるってホント?
LINEを活用して顧客体験/UXの向上ができるかって?
はい!できます!
「顧客接点を効果的に増やす」というアプローチ
① ステップ配信
友だち追加から〇日後などのシナリオを設定し、個別の会員向けにアプローチができます。商品の購入を後押しするなど、コンバージョンにつなげるためのひと押し!として有効です。自動でメッセージが送信されるので、キャンペーン後など一気に会員が増えたタイミングでも、コストをかけずに丁寧なフォローが可能です。
② セグメント配信
年齢、性別、居住地や興味関心などで絞り込み、特定のセグメントに刺さるメッセージ配信が可能です。年代や居住地に合わせたキャンペーンや商品別に興味がありそうなセグメントへのアプローチに有効です。興味を持つ方が絞られやすい商品やキャンペーンはもちろん、敢えて送信先を絞ることで、広告費の削減もできます。
③ LINEスタンプ
スタンプを配信・利用してもらうことで、企業のイメージアップやブランディング、商品やサービスの認知拡大が可能です。
※LINEスタンプに関しては次章へ続きます
LINEスタンプ、BtoBでも効果アリ!? PIVOTが体を張って検証しました!
LINEスタンプの制作は、BtoC企業、それも大手企業さんが活用しているイメージがありますよね。
実は、そんなハードルの高そうなLINEスタンプの作成にPIVOTも挑戦してみました!
当初は無料配布を想定していたのですが、コスト面などの障壁があり、LINEスタンプ販売用にLINE Creators Marketのアカウントを作成して最低金額の120円で売り出すことにしました。1セット32種のスタンプをクリエイターズスタンプとして販売しています。
スタンプの全容は、下記のページから是非ご覧ください!
スマホのLINEアプリからは、スタンプショップにアクセスして「ピボット」で検索するとでてきます。
実際に、BtoB企業としてPIVOTが感じたLINEスタンプ制作のメリットをご紹介します!
メリット①採用活動にはウケが良し!
どんな企業でも「採用」のフェーズでは個人へのアプローチが必要となるもの。実際にPIVOTのリクルーティング業務の中でLINEスタンプが活躍しました!
具体的には、リクルート先の大学の方がスタンプを気に入って購入していただいたり、会社説明でリクルーターや学生さんの好反応が見られるなど「企業として印象に残る手段」として、LINEスタンプの活用は大いに“アリ!”でした
メリット②LINEスタンプをキッカケにお客様との交流も!
商談の際のアイスブレイクや雑談などで、「自社のLINEスタンプ作ったんですよ!」とお話をすると、意外にも皆様、とても興味を持ってくださいました。
今回のオリジナルスタンプ制作は、「ビジネスシーンでも使いやすいものを」というコンセプトにしたことも功を奏し、多くのお客様にもご購入いただきました。
今回のLINEスタンプ制作は、想定以上に「制作してよかった!」と思えることがありました。
BtoBビジネスが故、ブランディングや愛着などを醸成するのが難しいなかで、新たな「顧客接点」を作り出すことができたように感じました!
LINEでマーケティング業務の効率アップ!/DX観点でどんなことができるのか
企業LINEの活用イメージとして「一方的に企業からのお知らせが届く」という印象の人も多いのではないでしょうか。
それではもったいない!皆さんは普段、LINEをどのように活用しているか…思い出してみてください。そうです!時差のないタイムリーな会話(チャット)こそがLINEの良いところ、ですよね。そのLINEの良いところをマーケティング施策のDXにも活用できるんです!
人が行っていたことを自動で!「日々の業務量を減らす」というアプローチ
① 応答メッセージ・AI応答メッセージ
営業時間など、固定の質問を多数受ける場合に有効です。指定の返答を用意しておくことで、自動でやり取りをしてくれます。個別で回答を送信する手間を省けるとともに、即時回答によりユーザーの満足度向上にも繋がります。
ユーザーとの会話は管理画面から確認でき、手動での補足連絡も可能なので、「すべての問い合わせ対応でFAQやチャットボットだけに頼るのは不安を感じ踏み切れない」という悩みも解消できます。
② リッチメニュー
画面下に出てくるメニューです。Webサイトやアプリの頻繁な更新や、Web広告の出稿が難しい場合の代替策としても活用することができます。商品のキャンペーンや緊急性が高いお知らせなどに有効です。画像だけでも公開ができるため、ビジュアル重視のコミュニケーションや、手軽に広告の表示頻度を上げたいというご要望にピッタリです。
③ ショップカード
運営側はカードの印刷や管理が不要になり、ユーザー側もカード忘れがなくなる、というWin-Winな機能です。
公式アカウントのブロック防止にもつながるため、メッセージと組み合わせると顧客ロイヤリティ向上につながります。
LINEを活用した顧客体験の向上/UXとデジタル活用/DXを検討するなら
LINE自体には詳細な顧客情報や興味・活動の履歴が残っているため、これらの情報を適切に活用できれば、企業でのマーケティングにおいてとても有効な手段と言えます。
PIVOTでは、WEBサイト制作、アプリ開発、業務システム開発を中心に、UXデザインやオンラインでのサービス設計、DX支援など、『ユーザーの最高体験』を作り出すお手伝いをしています。
LINE活用に限らず、貴社にあったデジタル施策をご提案いたします!お困りごとのヒアリングや課題整理から並走しますので、ぜひご相談ください!
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