【言語化してみた】アンケート&インタビューでわかった!PIVOTで活躍するのは“こんな人”

PIVOT Column 編集部 Member

2025.11.18 (更新日 2025.11.18)

この夏、PIVOT初となる人事企画が実施されました。テーマは、「いまPIVOTで活躍しているのはどんな人?」。簡単にいえば、PIVOTならではの価値観や輝く人物像を共通言語化し、採用活動や人材育成に活用しよう!という取り組みです。

まずはその第一歩として、社内のオーガナイザー&リーダーたちにヒアリングを実施しました。企画にあたってのを主導したメンバーの思いや気になる回答、そして浮かび上がってきた組織としての“道標”とは?

このお話を聞いた人
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    渡部 和也 Watanabe Kazuya

    プロジェクトマネージャー/オーガナイザー

    2017年、総合職として新卒入社。プロジェクトマネージャーとしてアプリ案件の企画進行から開発まわりのディレクションまで幅広く担当し、2025年からはエンジニア領域のオーガナイザーを担う。

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    廣瀬 有里 Hirose Yuuri

    HR 採用担当

    PIVOTの魅力や日々の業務のリアルをどう伝えるか、試行錯誤を重ねる採用担当。人が好きで、「この人はどんな想いを持って働いているんだろう?」を知るのが楽しい時間。

「PIVOTで輝くのはどんな人?」。企画発足の背景と今取り組むべき理由

──まずは、この取り組みのきっかけから教えてください。 

  • 廣瀬

    PIVOTはUXデザイン、UIデザイン、アプリやシステム開発までをワンストップで手がける受託開発企業です。

    業界や案件の領域が多岐にわたるのはもちろん、新規事業開発のアイディエーションシステム開発のUXデザイン~UI改善、企画から実装など、求められる業務もプロジェクトごとに大きく異なるため、私たちはこういう仕事をしています」とひとことで説明しにくい。

    採用活動の中で“魅力を伝えきれないもどかしさ”を感じていました。 

    さらに、最近では上流工程から大規模開発を依頼されることも増え、求められるスキルや視点もどんどん高度化しています。

    そうした変化の中で、「どんな人がPIVOTで力を発揮しているのか」を整理し、採用やチームづくり、育成に活かせる共通言語を作ることになったのです。 

──そこに参画したのが、エンジニアチームのオーガナイザーである渡部さんですね業種の垣根を越えて、HR領域の企画にも能動的に取り組まれる理由は? 

  • 渡部

    もともと採用面接などにも長く携わっていて、採用や育成といったHR領域への関心が強いこともあり、勝手ながらお手伝いさせてもらっています。プロジェクト規模大きくなり難易度も上がっているなかで、ハードな場面やシビアな決断を求められる場面に直面することも。そんなフェーズだからこそ、企画のタイミングとしても最適だと感じました。……正直に言うと、シンプルにPIVOTの人たちが好きなですよね(笑)。「大好きな仲間が何かやろうとしているなら、自分も力になりたい」と思って、二つ返事で参画しました。 

追求したのは“全員の腹落ち感”。すべてのリーダー&オーガナイザーにヒアリングした狙い

──本企画は、アンケート+個別インタビューの二段階構成った伺いました。具体的に、のように進めていったのでしょう? 

  • 廣瀬

    これまで、採用の募集をする段階で求める人物像についてディスカッションする機会はありましたが、あくまで一部のメンバーだけでのクローズドなものでした。ただそれでは組織全体で推進する共通言語ではないな、と。そこで渡部さんに相談し今回はすべてのリーダーとオーガナイザー約30名にアンケートを実施することに。全員を巻き込んで共通言語を決する、なんともPIVOTらしい手法になりました。 

──上のアンケート内容は、どのような意図や期待感があったのでしょうか

  • 渡部

    PIVOTはエンジニアやデザイナーなど職種ごとのチーム編成であることからリーダーのタイプ多様なので、答えやすくて、質のばらつきが出にくい設計にしたいと思いました。 
    いきなり「理想の人材像は?」と聞くと難しいですが、「実際に活躍していると思う人は?」と聞けば、自然に答えが出てきます。

    具体→抽象の流れで整理できるようにしました。 


    最後に“自由回答”設けて採用や育成の熱意を秘めているメンバーが存分に思いの丈を書けるようにしたのもポイントです。 

  • 廣瀬

    回答を集計する過程求めている人物像についてはすでにある程度共通の視座を持てていると実感しました。ただ、良い意味で予想を裏切られというか。日頃から一人ひとりが組織視点を持ってチームや仲間と向き合っているからこそ、会社として「ユーザーの最⾼体験」を提供し続けられているだなと再認識しました。 

  • 渡部

    同感です。「能動性」や「コミットする姿勢」といったワードは出てくるだろうと予想していましたが、これほどまでに解像度が高いとは思っていなかったですね。

    的確な回答をくれるだろうという信頼はありつつも、“ここまで人と組織軸について見てくれていたんだ”と良い意味で我々のバイアスを正す結果となりました。 

オープンクエスチョン形式のインタビューで得られたもの

──その後のインタビューはどう進められましたか? 

  • 渡部

    代表の宮嵜さんをはじめ、合計12名のオーガナイザーと一部リーダーにインタビューを実施するかたちにエンジニア、デザイナー、ディレクターの職種バランスを見つつ、とくに育成・採用について組織全体の視座を持ってくれているメンバーを選出しました

    インタビューは廣瀬さんが進めてくれましたが、なにか印象的だったことはありますか? 

  • 廣瀬

    インタビュー中はアンケート内容を深掘りしつつ基本的にはオープンクエスチョン形式をとったです。「今のPIVOTをどう捉えているかをはじめ、やや答えづらい質問もえてしたのですが、一人ひとりが丁寧に思考を整理しながら回答くださったのが印象的でしたね。

    あの人のここを尊敬している」「組織としての課題はここだと思う」など、さまざまな観点から意見をもらえたことでHRとして企業理解を深められました。

    普段プロジェクトで忙しくしているリーダーやオーガナイザーにとっても、組織やメンバーのことについて、自分は何を思っているのかを考えられる“立ち止まる時間になっていればうれしいなと思います

    渡部さんは回答者としても参加してくれましたが、いかがでしたか? 

  • 渡部

    自分が設計しているというのもあるですが……(笑)具体から抽象へと段階を踏んだうえでのオープンクエスチョンだったので、答えやすかったですね。情報提供する回答者(社員)とそれを収集する主催者(HR)という単純な構図ではなく、自分は“こういった人材を、組織を求めているだな”と自己整理する機会になったのではないでしょうか。 

4つのキーワードから紐解く、今のPIVOTが大切にしていること

──今回の企画によって、言語化された“PIVOTで活躍する人の特徴”が上の4つですね。それぞれ詳しく教えてください。

1.役割に縛られない主体性

  • 廣瀬

    多くの企業が「自走できる人」を求めていますが、PIVOTの場合は自分の役割を超えてプロジェクト全体を自分ごと化するという点が際立っています依頼されたものを形どおりに作るのではなく、なぜそれを作りたいのですか”と問う段階から入る案件増えているからこそ、こうした姿勢は不可欠なのだということでした単に自分のタスクをこなすのではなく、課題を自ら見つけ、手を挙げ、他者を巻き込みながら解決に動いてゆくマインドと行動力最も多くのリーダーが挙げていました 

  • 渡部

    たしかに業務自体抽象度が上がっていくなかで、プロジェクトの進め方やクライアントへの貢献性について全員が能動的にる状態が求められていますよね。むしろそうでないと、大きな問題の見過ごしやクライアントの要望を見落とすといったリスクにつながってしまう。プロジェクト性質の変化組織人としてのバランスが顕著に表れている言葉だと感じました。

2.協働力と心理的安全性

  • 廣瀬

    協働力と心理的安全性関して社内だけでなくクライアントに対しても先方組織環境役割について配慮することが大切で、なにかあったときに状況を共有いただける土壌を作っておくことがより良いものづくりにつながるのだと意見が出ていましたここまでの関係構築するのは容易ではありませんが、実際に現場で再現できているメンバーも多くいるようです。 

  • 渡部

    ここ数年でUXリサーチにかかる案件(お客様のサービスやプロダクト開発の企画行程から関わる案件急増しているなか、いかにクライアントを巻き込んで納得抱いてもらえるのかが重要になっていますよね

    心理的安全性を享受するだけでなく、意図してその環境を生み出せる人が必要と思っています。

3.全体最適と未来志向

  • 廣瀬

    この「全体最適と未来志向」というフレーズにも、昨今のPIVOTとしての変化が現れているように感じます伴走するビジネスパートナーとしての需要が高まるなかものづくりをする職人的な要素だけでなく、全職種においてなにを作る”や“どういうビジネスにするのか”から相談できるコンサルタントパートナー的な素養が求められています。 

4.情熱とポジティブさの影響力

  • 渡部

    これは、まさにPIVOTらしいなと。多くのリーダーがアンケート書いてくれていた“より良いものを作りあげるために”という言葉を実現するにはある種の熱っぽさを持って組織としての出力を上げてくれる人が不可欠ですから 

  • 廣瀬

    一定のラインで妥協するわけでなくて、常により良いものを追求するマインドと情熱を持つ人が活躍しているし、今後も求められているわけですね。 

     

    今回言語化された項目は、PIVOTの組織全体をアップデートしていくうえで資産になるもの、そのベースを作るものになると考えています。企業PRするうえでの根幹となるエッセンスを抽出できたので、採用活動はもちろん、今後企画している動画制作など、広報的な活動にも役立てていきたいです! 

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