良いプロジェクトに必要なこと〜高い目標管理意識がチームシップの構築を後押し!

掛端 玲 Rei kakehata PR

2020.9.17 (更新日 2024.10.29)

こんにちは、PRの掛端です。

 

わたしたちPIVOTでは、「より良いプロジェクトを生み出す」ために、プロジェクトの目標管理と振り返りに力を入れています。

 

今回は、精度の高い目標管理と振り返りを実現するため、取り入れている「MBO(目標管理制度)」について紹介したいと思います。

もくじ

攻めのプロジェクト管理ツール「PJMBO」

2018年、PIVOTは「MBO(目標管理制度)」を導入しました。多くの企業でも導入されている制度ですが、PIVOTではプロジェクト単位で戦略を立てる「攻め」の事前資料、通称「PJMBO」として活用しています。

 

わたしたちの大切な役割は「クライアントの真の課題」を読み取り、突破するための戦略を練ること。その意味でPJMBOによる共有化は大きな意味を持つのです。

 

プロジェクトのキックオフで、PJMBOシートを活用して、

・クライアントの課題を抽出

・課題解決に向けた目標をチームで考える

・メンバー(個人)の決めた目標を共有する

プロジェクトを俯瞰し、目標を立て、その共有化をはかる資料としています。

 

PJMBOシートにはほかにも、予実管理・スケジュール管理が含まれており、行程管理表や、チームの取り組み課題結果など計10項目が展開されています。全てがクラウドで管理されており、メンバーが常に確認、更新できる運用体制となっています。

PJMBOの浸透により、目標意識の定着とモチベーションアップ

PIVOTではPJMBO導入前から、プロジェクト振り返りには力を入れてきていました。しかし、振り返るための具体的な材料がなく、メンバーが思い思いの感想を述べる場になってしまうなど、有意義な振り返りの機会とするには、いまひとつ…。

 

そこで「チーム全体で、かつ同軸で目標を振り返るツールが必要」ということで、PJMBOが生まれたのです。

 

導入後は

・事前に立てた目標に対してどう取り組んだのか

・目標達成に向けた戦略はどうだったか

・プロジェクトに対して自分の到達度はどうだったか

といった認識をチーム内で共有しやすくなりました。

 

また、個人的な目標への振り返りとして、さらにはメンバー同士で良かった点、改善すると良い点を自由にコメントする場として、「個人別成果コメント項目」を付け加えるようになり、充実度が増しました。

 

もちろん、導入当時は、記入や活用が後手になってしまうケースも頻発していて、スムーズに機能したわけではありません。2年をかけて、プロジェクトの振り返りの中の際、必ずPJMBOを使用するような環境を整備。

 

その結果今ではプロジェクトで個人目標を聞いても、全員がこたえられるまでになり、メンバーの意識の中にも「目標設定の重要さ」が浸透しました。

最も良い導入成果としては、PJMBOシートが、プロジェクトにおけるメンバーの共通軸となる、重要なコミュニケーションツールとなっていることです。

 

例えばプロジェクト進行の中でメンバーの良かった部分を伝え合う、逆に改善を促すよう指摘しあう。いわばメンバー同士が目標達成に向け「腹を割って話す」という関係構築の後押しする役割となっているのです。

 

「実装ベースで先方に提案いただいたことで、スムーズにすすみました。また、いろいろ迅速に対応いただいて、大変助かりました。」

 

「小さなことでも口頭で自席まで伝えに来てくれたり、相談しやすい環境を作っていただけました。 ありがとうございました。」

 

↑↑↑実際のPJMBOシートからの抜粋

 

メンバー同士で腹を割って話し合える機会ができた事で、「チームの中で自分が何をすべきか、そして相手が何の業務をしているかが明確になった結果、相手へ感謝する気持ちも自然に生まれた」というメンバーもいるほどです。メンバーのモチベーション維持にも大きな役割を果たしています。

お互いの業務を知り、認め合う文化が人をつくり、チームを強くする

今日も社内では新しいプロダクトが生まれ続けています。

 

お互いをリスペクトしあう関係性の中で、強いパートナーシップが生まれ、さらには良いプロダクトが生まれる。

 

良いプロダクトを生むためには、まず土壌から。わたしたちは良いプロダクトを生むため、引き続きPJMBOのようなツールも活用しながら、チームシップの構築に取り組んでいきます!

 

そうして育んできた”チームづくり”についてもコラムでご紹介しています!

【コラム】PIVOTがつくる、”強い”チームの3つの条件

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