【PIVOTの現役エンジニア15人に聞いた!】エンジニアなら読むべし!おすすめ本~Part2.~
2023.5.30 (更新日 2023.5.30)
こんにちは、PIVOTの大場です!
デザイン×エンジニアリングが軸のPIVOTの守護神的存在ともいえる、エンジニアさん達はどんな本を読み、どんな学びを得ているのか…
Part.1 に引き続き、Part.2として今回は8人のエンジニアさんに紹介してもらいました。エンジニアとしてのお仕事に役立った、というだけでなく、お仕事全般や人生に役立ったものまで幅広くご紹介していますのでぜひ、エンジニアでない方もご覧ください。
もくじ
【おすすめ本①】 エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
▼この本は何に役立ちましたか?
この本に出てくる象徴的なフレーズに以下があります。
「より少なく、しかしより良く」「何かを選べば、必然的に何かを捨てることになる」
この言葉は仕事や生活のいろいろな場面で役に立ちます。
たくさんの顧客の要望の中で本当に重要で優先度の高い要件は何なのか?
アプリインストール後にユーザーが離脱しないような最適な導入になっているか?
画面の中でユーザーがフォーカスしたい作業に最適なUIになっているか?
プログラミング時に、シンプルでわかりやすいコードになっているか?
とるにたらない瑣末なことに時間を費やしていないか?
時間やリソースは限られている。優先すべき事項は何か?
▼この本との出会いを教えてください
特に覚えていないですが、何かいい本ないかなと本屋でいろいろと立ち読みして、エピソードがわかりやすく自分の中にすっと入ってきたので購入したと思います。
▼この本のどこが好きですか?
どんな時でも、どのエピソードから読んでも、その時々の自分の状態に応じて気づきが得られるところだと思います。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
忙しい人、やらなければならないことが多すぎて身動きとれない、本当にやりたいことができていない人。この本の続編の「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」もおすすめです。
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする グレッグ マキューン (著)
【おすすめ本②】 誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論
▼この本は何に役立ちましたか?
仕事や実務をする上で、また、クライアンとの交渉などにも役立ちました。それだけでなく、日々の生活にも影響を与えてくれる本ですね。
▼この本との出会いを教えてください
大学時代、人間工学の授業教材で使っていました。
▼この本のどこが好きですか?
人間中心設計の教科書として挙げられる本ですが、具体例も多く読みやすいです。普段、コーディングや仕様を考えるときに、本当に使いやすいってどういうことなんだろう、って考えるきっかけになる本だと思います。
タイトルも良いので、机の近くに置いておいて、傍目に入る度に身が引き締まります。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
デザイナーさん以外にも、ものづくりに携わる人みなさんにとって役に立つはず。ぜひ読んでほしいです。
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誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 D.A. ノーマン (著)
【おすすめ本③】 [改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書
▼この本は何に役立ちましたか?
Ruby技術者認定試験Silver/Goldに対応した公式テキストの新装改訂版です。試験バージョン2.1にしっかり対応しました。試験対策としてはもちろんですが、Rubyの文法をはじめ、オブジェクト指向や各種ライブラリなど、Rubyを使いこなす上で必須の基礎知識もしっかり身につきます。巻末には、Ruby技術者認定試験Silver/Goldに準拠した練習問題および模擬試験が付属します。
▼この本との出会いを教えてください
Ruby言語を、初心者レベルから試験を受けるまで学びたいと思い、探してみた時、見つけた本です。
▼この本のどこが好きですか?
Rubyへの理解を深める詳細解説、豊富なサンプルコードも含んでいるところですね。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
Rubyへの文法知識の他、オブジェクトや標準ライブラリの知識を一通り理解したい方にオススメです。
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[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書 牧 俊男 (著)
【おすすめ本④】 失敗から学ぶRDBの正しい歩き方
▼この本は何に役立ちましたか?
実務で役に立ちました。
▼この本との出会いを教えてください
実務の中で、データベースから効率の良くないデータ取得を行なっていることを先輩から指摘された際、データベースの知識不足を実感してネットで調べたところ、この本を発見しました。
▼この本のどこが好きですか?
現場でありがちなデータベースの状況についての解決策や、避けるべきテーブル設計が具体的に記載されていることです。これにより、より現場で自信を持ってデータベース関連の業務を行えるようになりました。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
「SQLはわかるけどパフォーマンスについて意識したことがない」という人や、「インデックスという言葉だけは知っている」というようなエンジニア経験が浅い方におすすめしたいです。
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失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 曽根 壮大 (著)
【おすすめ本⑤】 失敗しないWeb制作 プロジェクト監理のタテマエと実践
▼この本は何に役立ちましたか?
私は当時、ウォーターフォール型開発を聞いたことはありましたが、この本を読む前に、製造工程とテスト工程以外、ほかの工程についてあまり配慮していませんでした。特に、上流工程の知見がありませんでした。
この本を読んだ後、ウォーターフォール型開発でそれぞれの工程で何をすべきか、どう進めるか、リスクをどう管理するかなどを初めて知りました。その後、仕事に生かすことができ、プロジェクトマネジメント力がだんだん上がってきました。
エンジニアがプログラミングをすることが好きなのは当たり前ですが、プロジェクト全体の把握と仕事の管理力も必要です。その意識を持ちながら仕事をすることで、キャリア目標を達成し、成長できたと思いました。
▼この本との出会いを教えてください
10年ほど前、職種を問わず、PIVOTのスタッフ全員のプロジェクトマネジメント力を同じベースラインに揃えるため、全員がこの本を読むことになりました。
▼この本のどこが好きですか?
シンプルな言葉と文章を使って、内容が簡潔に書かれていたので、Web制作の初心者でも要領が掴みやすい。外国人の私にとっても読みやすくてわかりやすい本でした。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
2012年出版された本はIT進化の速度に対して古い本となって、近年似たような本も多く出版されたが、内容的に十分に参考にできます。
Web制作に関わっている方はぜひ読んでほしいです。
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失敗しないWeb制作 プロジェクト監理のタテマエと実践 みどりかわえみこ (著)
【おすすめ本⑥】 Team Geek
▼この本は何に役立ちましたか?
この本には、チームの中で働くときのTipsが満載です。
例えば、本の中で「あらゆる人間関係の衝突は、謙虚・尊敬・信頼の欠如によるものだ」と述べ、謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)の3つをあわせて「HRT(ハート)」が大事と説いています。
このようなことが仕事の中で、特にチームワークが求められるシーンでふとした瞬間に役立ちます。
▼この本との出会いを教えてください
2013年の発売当時(翻訳版)話題になったので面白そうと思って購入しました。
▼この本のどこが好きですか?
エンジニア向けの専門書やビジネス書のようにお堅い感じではなく、エッセイや小説のような感じで読みやすいところです。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
チームワークする人たちにオススメです。
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Team Geek Brian W. Fitzpatrick (著)
【おすすめ本⑦】 プリンシプル オブ プログラミング
▼この本は何に役立ちましたか?
コーディングの際の考え方などに役立ちました。
▼この本との出会いを教えてください
特に覚えていないです。
▼この本のどこが好きですか?
言語、フレームワークなどに縛られない、プログラミング全般の原則や思想などが凝縮されていることです。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
エンジニアにおすすめしたいです。
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プリンシプル オブ プログラミング 上田 勲 (著)
【おすすめ本⑧】 GACKT 超思考術
▼この本は何に役立ちましたか?
エンジニア観点ではありませんが、日常やビジネス、健康やお金等、生きる上でのポジティブな思考を持てます。
基本的には、人生において根本の思考の部分について考えさせられ、目的を持ち、それに向かう行動力の大切さを学べます。
自分自身の根本的なアップデートを図ることにより、仕事やプライベートにおいて役に立ちました。
Noと言わない交渉術など、本書ではビジネスに関する興味深い思考術も多数掲載されています。
▼この本との出会いを教えてください
勝ち続ける人の成功の裏を覗いてみたかった。
▼この本のどこが好きですか?
独特でポジティブな思考哲学が面白く、極めてわかりやすく書かれている。
一見極論のように感じるが、読むと実は当たり前のことのように感じられる。
▼この本をおすすめしたい人、読んでほしい人はどんな人ですか?
やる気が起きない時、なにかうまくいかない時など明日への活力になります。
また、ページの構成が独特で、普段字がびっしりの本をあまり読まない方でもサラッと読めるかも。
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GACKT 超思考術 GACKT (著)
編集後記
2回に渡り、おすすめ本をご紹介してきましたが、気になる本はありましたでしょうか。
アプリ開発、WEBサイト制作、システム開発、DX…
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