アプリ開発の基盤!結局、”インフラ”って何? 〜PIVOT編〜
2021.8.02 (更新日 2024.7.04)
こんにちは。PIVOTコラム編集部です。
前回は一般的な観点で ”インフラ”とは? ということについてお話させて頂きました。
【前回の記事】
簡単に振り返ると…
・現代の生活を成り立たせるために必須なもの
・維持し続けるための日々の活動が必要
という2つの特徴がありました。
今回は、弊社PIVOTでお受けするプロジェクトでの”インフラ”とは、どういうものなのか?を簡単ではありますが書いてみました。
もくじ
環境!?サーバー!?
PIVOTでの”インフラ”の定義は、言葉で定義するとズバリ以下となります。
実現したい「こと(=機能)」を動かすために必要な環境をクラウド上で構築する
身近なものに例えると…「教育」を実行する為に、学校や塾などの「場」、教科書や辞書のような既に蓄積・集約されている情報や知識を「準備」するイメージです。
PIVOTでは、AWSを使用し環境構築を実現しています。
例えば、WEBアプリケーションが動作するための「WEBサーバー」や、システムに使用するデータを保存しておくために必要な「データベース・サーバー」などになります。
ただし、10年ほど前であれば「機能観点」のみを考慮し、これら2つを構築すれば十分な時代もあったのですが、昨今ではインフラ側に対してプロジェクトが求めることが凄く広くなってきています。
そのため、PIVOTでは、現代に求められるインフラ側のご要望に対応するため、「機能観点」での各種サーバーと共に、「可用性」「耐障害性」「安全性(セキュリティ)」などを加えて、AWSの各種機能を利用し設計することを行っています。
”サーバーサイド・アプリケーション”…ではありません!
1つ補足させて頂くと、WEBサーバーなどで動作する「アプリケーション」はインフラ側に存在しますが、「インフラ構築」には含まれません。アプリ開発とインフラの設計・構築は別モノなのです。
英語のapplicationを直訳すると「応用」ですが、基盤や基礎がないと応用は成立しないですよね。
前回の記事で、”インフラ” は ”インフラストラクチャー”の略であり、日本語訳としては「下部構造」「社会基盤」「基盤施設」という意味であることを記載していますが、PIVOTで取り扱う”インフラ”も同様に、機能を動かすための「構造」を準備するところがスコープとなります。
語弊を恐れずに例えると、インフラである「学校」に対してのアプリケーションは「先生や生徒」と想像して頂ければ良いかなと思います。
まとめ
アプリ開発の基盤!結局、”インフラ”って何? 〜PIVOT編〜
最後に簡単ではありますが、まとめです!
PIVOTでのインフラとは…
・AWSを用いた「環境構築」
・「環境構築」とはインフラに対して求められるもの (*1)
を実現するための構造を設計すること。
*1) インフラに求められるものの例
・機能
・可用性
・セキュリティ
・耐障害性
ITとしてのインフラは、モノとして目に見えないので少し難しい内容に感じられたかもしれませんが、WEBサービスやアプリなどの重要な基盤である、ということは感じていただけましたでしょうか。
インフラに求められるものや構築する方法も、年々変化しているので、Saas等の開発の際には万全なインフラが実現されているか、チェックすることをオススメします!
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