アプリ開発 、こんな問い合わせが多いです!コストを抑えた開発って可能?どう実現する?

黒川 敬人 Takahito Kurokawa 営業・マーケティング担当

2021.4.16 (更新日 2024.11.22)

こんにちは!PIVOTの黒川です。営業とマーケティングを担当しています。

アプリの開発を検討されている企業、担当者の方からのご相談を受けておりますが、その中でもとりわけ最近のご要望として多いのが「コストを抑えて開発をしたい」というご相談です。

 

そこで今回は、「コストを抑えて開発する際にチェックしておきたいポイント」を

1. 既存のウェブサービスをアプリ化する場合

2. 自社内の開発リソースを用いる場合

3. とにかく安くやりたい場合

の3つに分け、それぞれご紹介していきたいと思います。加えて、運用・保守の予算確保についても言及します。

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    黒川 敬人 Kurokawa Takahito

    営業・マーケティング担当

    リクルート系広告代理店やベンチャーでの広告事業の立ち上げ、海外デジタルマーケーティングでのセールスに従事。
    2020年PIVOTに入社。愛知県出身。
    シュミはサッカー観戦(名古屋グランパス)、サウナ、ビール。

もくじ

既存のサービスのアプリ化の場合

既存のサービスのアプリ化の場合

まず、既存のサービスをアプリ化する場合です。そもそも、アプリ開発は以下のような工程で進行します。

 

要求整理 → 要件定義 → 基本設計 → 詳細設計 → プログラミング →システムテスト→運用テスト → リリース申請 → 納品 → 運用・保守

 

1つの開発だけでもこれだけのプロセスがかかります。もしこちらに、iOS/androidのOSを両方対応していこうとすると、工数が大きく膨れていきます。

 

昨今、さまざまなデバイスや機種が市場に出ており、これらすべてに対応していくとなると、要件整理するための時間もコストもそれだけ大きくなってしまうのが現状です。

 

そこで近頃、PIVOTへご相談いただくお客様には、ご予算に合わせての提案に当たり、「Flutter」といったアプリ開発技術での提案をさせていただいております。「Flutter」とは簡単に言うと、「クロスプラットフォームで開発できるツール」のことです。

 

その大きなメリットは、1つの開発を行えば、 iOS,Android,Web,Linux,Windows,Macといったそれぞれ異なるOS環境に対応してくれる、ということです。これまでのツールでは、 iOSはAという手法、AndroidではBという手法というようにそれぞれ分かれて開発が必要でした。

しかし、 Flutter を使えばひとつのプラットフォームで開発するだけで、異なるOSすべてに対応可能となります。しかも工数カットだけではなく、マンパワーをかけることなく開発が進められるというメリットもあります。

 

テスト工数やiOS、Android同時リリース対応による工数を軽減できることで、コスト面の削減はもちろん、時間を短縮して開発できる点も大きな特徴です。

 

反面、デメリットは、機能要件によっては、ネイティブコードで書かなければいけないケースがあることです。

 

その他細かくみていくとFlutterを開発できる人が少ない、日本語での資料が少ないため、仕様の確認は英語を使用する等が挙げられます。しかし、これらは開発側のデメリットになる部分であり、ご依頼されるお客様側でのデメリットになる部分は総合的にみると少ないのではないでしょうか。

自社内リソースを有効活用する場合

自社内リソースを有効活用する場合

PIVOTにご相談をいただくお客様の中には、「自社でWebサイト制作をしている」といったケースもよくお聞きします。

 

1のパートでお伝えしたように、開発にはいくつか工程があり、アプリの開発にも以下のような種類があります。

「ネイティブアプリ」

「Webアプリ」

「ハイブリッドアプリ」

これらさまざまなアプリの種類がありますが、機能を限定したり、目的・用途を事前に整理したりすることで、どの種類のアプリ開発で実施するか、検討時間を軽減することができます。

 

また、ユーザーが限定されているサービスの場合だと、様々な要素を組み合わせて開発することでコストを抑えることも出来ます。そのため、実施の検討や、開発パートナーにご相談いただく際には、「どんなユーザーを想定しているか」「どのようなアプリ開発をしたいか」を決めてご相談をするのがおすすめです。

「とにかく安くやりたい」場合

「コストを抑える」ということは有意義に予算を使うことであり、「とにかく安く」ということとは異なります。

 

「何でもよいからとにかく安く!」の場合、以下の対応がおすすめです。

 

➀個人事業主の方へのご依頼
こちらは昨今、クラウドソーシングにもエンジニアの方も多数エントリーされています。そこからのご依頼をすることでコスト面は大きく軽減できます。

 

➁クラウド型サービス:Yappli等の活用
こちらはある程度スピーディー、かつ簡単運用で利用できるサービスです。

 

このような形で使い分けをしていくことで、比較検討をする時間を削減し、スピーディーにプロジェクトを実行できるでしょう。

運用・保守をお任せしたい場合

運用・保守をお任せしたい場合

「アプリ開発ではなく、運用・保守をお願いしたい」そういう場合も考えられます。さて、運用・保守にはどの程度の工数、費用が必要だと思いますか?

 

例えば、

・開発段階では確認ができなかった不具合等の修正対応

・ユーザーにとって使いやすい環境に整える

・OSのバージョンアップへの対応

これらが主な保守作業として挙げられます。また費用については、○○円~○○円など、お任せする案件によって、幅も出るでしょう。

 

運用については、定期的な情報更新、UI改善等が主な範囲となります。利便性をいかに高めて、利用するユーザーの満足度を向上させていくかが事業の拡大のカギとなります。

 

いずれにしても、アプリは開発して終わりではありません。リリース後に必要となる作業もさまざまあり、継続して収益を上げていくために必要なことも多くあります。

 

PIVOTで支援しているお客様事例ですと「株式会社ぴあ」様のアプリ事例がそれにあたります。

https://pivot.jp/work/pia

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