<PIVOT>2024年の感謝と皆さまと共に創る2025年への歩み

宮㟢泰成 Taisei Miyazaki PIVOT 代表取締役社長

2024.12.23 (更新日 2024.12.23)

皆様

 

2024年も残りわずかとなりました。本年も多くの方々のご支援をいただき、無事に一年を締めくくることができました。心より感謝申し上げます。

今年は、IT業界における技術革新がますます加速した一年でした。

 

特に生成AI(Generative AI)の進化は目覚ましく、私たちもその最前線に触れる機会がありました。医療分野においても生成AIを活用したプロジェクトに参画し、AIの可能性を実感しましたが、現時点ではまだその活用範囲は限定的と言えるかもしれません。それでも、医療におけるAIの信頼性や倫理的側面が議論されつつ、未来に向けた基盤が着実に築かれていることを強く感じました。

 

一方で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の分野では、大規模な業務システムのリプレース案件に数多く携わることができました。特に、丁寧な業務分析をもとにしたUXデザインと、使いやすさを重視したUIデザインの重要性を、多くのプロジェクトを通じて再認識する一年でもありました。

 

これまで以上に注目すべき変化として、こうした「使いやすさ」に対する意識が、クライアントの経営レイヤにも浸透してきている点が挙げられます。

 

 

システム開発の企画段階から、「UXデザイン・UI設計をどのように開発プロセスに組み入れるべきか」という相談が増加しており、デザインが単なる「見た目」ではなく、事業戦略そのものを支える要素であるという認識が広まってきたことは、私たちの挑戦を後押ししてくれる大きな変化だと感じています。

2025年に向けた展望

2025年に向けて、生成AIやDXの進化はさらに加速し、それに伴い新たな課題と機会が生まれると考えています。以下のポイントに特に注目しています。

■ 生成AIのさらなる専門分野への広がり

生成AIは、医療や法律、製造業など、専門性の高い分野への活用がますます進んでいきそうです。ただ、こうした分野では、技術の信頼性や倫理的な配慮が欠かせません。テクノロジーとデザインをどうバランスさせるかが、これからの鍵になるのではないでしょうか。

■ DXにおけるUXデザイン・UIデザインの役割

DXが加速する中で、システム全体を見渡した設計がますます重要になっています。特に、クライアントの業務フローや実際のユーザー体験をしっかり理解したうえでのUXデザイン・UIデザインが、事業の成功を大きく左右してくるのだと思います。

■ デザインプロセスの進化と組織への浸透

UXデザイン、UIデザインがプロジェクトの初期段階から組み込まれる流れが強まりつつあると感じています。デザイナーやエンジニアだけでなく、ビジネス側のメンバーも一緒になって進める新しいプロセスが生まれそうです。このような連携は、チーム全体の相乗効果を生む大きなポイントになると考えています。

 

 

2025年も、こうした新しい潮流に寄り添いながら、クライアントの皆さまとともに課題解決に取り組む所存です。
技術革新に振り回されるのではなく、「真ん中に人がいる」という弊社の基本理念を忘れず、一つひとつ丁寧に形にしていきたいと考えています。

皆さまにとって、2025年がより良い一年となりますようお祈り申し上げるとともに、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

良いお年をお迎えください!

PIVOT 代表取締役社長 宮㟢泰成
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