【新卒リモートコラム Vol.5】「明けたらごはん連れてって!」 それを希望に、フルリモート研修

種茂 誠至 20年新卒入社

2020.6.10 (更新日 2024.12.10)

どうも、新卒入社1年目のタネモです!

入社したら先輩にたくさんご飯連れてってもらって〜… などと考えていましたが、思っていたのと全然違う状況下で、タネモは社会人生活がスタートしました。

 

2020年4月1日に入社式で少人数に迎え入れられ…、そこから ずっとフルリモートで研修を受けています。(入社祝いのパーティもしてもらいたかったナ………)

 

大変なご時勢だとは、あちこちで言われますが、10年周期くらいで大変なご時勢が来ているので、こんなもんだろう、と思って受け入れ始めました。
本当に大変な状況になっている方々は数えきれない中、受け入れることができている自分は、ありがたい状況なのだと感じます。

 

入社式でも代表から「この状況を楽しめ」という言葉がありました。なので、わりと楽しんでいます。そこで今回、入社2カ月の新卒タネモが、主観マシマシでフルリモート研修についての感想を綴ってみようと思います。

もくじ

リモート研修ってどんな感じ?

研修の内容は、会社によって様々だと思いますが、弊社では元々「リモートでできる」研修が多いように感じます(リモート用にアップデートはしてくれています)。

 

例年、ビジネススキルやデザイン思考、web制作上の基礎知識などを学んでいます。ただ今年はなんと言っても、全てPC経由なのです。

 

講義形式・グループワーク形式などありますが、ほぼずっとWebカメラを経由して物事を教わっています。つまりは毎日、約8時間もの時間、PC画面を凝視しています。

 

「Webやアプリ制作をするなら、仕事中ずっと画面を見るのは当然でしょ??」という声があるかもしれません。それはその通りですが、アウトプットの作業と、インプットの講義は体感時間が全く違います。苦労をアピールしたいわけではありませんが、違いがあるからこそ、リモート研修単体の記事を書いているワケです。

リモート研修のメリット・デメリット

リモート研修のメリット/デメリットについて書き出しました。リモートワークではなく、リモート研修のみ絞って記述しています。
今回は研修を受ける側の目線で、どこにも遠慮なく書かせてもらいました。

メリット

名前は覚えやすい

社会人1年目、その始めの1ヶ月ともなると、人生の登場人物がいきなりグッと増えます。そうした状況で、画面上に常に名前が表示されていることが、大いに助けとなる人もいるでしょう。(私は顔と名前を覚えるのがトクイだ、ということを披露する場がなくなりました)

 

スライドが見やすい

筆者は目が悪いので、使うスライドが見やすいのは助かります。ただ、講義室で映すスライドと、リモート画面に映すスライドは、それぞれ見やすいレイアウトがあるとは思います。

 

録画がしやすい

手軽に録画ができてあとで見返すことができます。

 

疲れにくい

慣れない通勤電車に晒されたり、慣れないオフィス環境で学んだり、ということがないことでグッタリ疲れるということはありませんでした。研修が新鮮に感じるうちは、新しい刺激と、慣れた自分の家というバランスがよいと感じました。

デメリット

研修を開く人が大変そう

研修を受ける我々でも分かるくらい、研修をしてくれる先輩社員の皆様の方が大変そうでした。ありがたや…。

 

動きがない

身振り手振りが見えないのは思っていたよりも変化に乏しく、刺激が薄くなってしまいがちです。

 

ネット環境依存がキツい

ネット環境は人それぞれで、特に引っ越したての新人は環境が整っていない場合が、よくあります。環境のせいでパフォーマンスが落ちるのは避けたいですが、これもよくあります。繋がらなくなってしまった場合、自分ではどうしようもないことに焦り、出遅れてしまいます。これによるストレスは結構キツいです。(タネモの経験)

 

疲れやすい

メリットの項目と矛盾するようですが、長期的に見た場合は疲れやすいと思います。研修にも慣れだしてくると、刺激が少なくなってバランスが崩れがちになります。刺激の少ない生活が続くと疲れやすくなります。

 

総括すると、研修はリモートで可能だと思います。
もちろん、メリットデメリットどちらもありので、やはり大事なのはバランスだと感じています。今は強制リモートなので、仕方ありませんが、翌年以降はリモートも取り入れつつ、刺激になるものを一緒に、与えてもらえると、更によくなる気がします。

リモートオンリーで親睦を深めるのは難しい

話変わって、研修そのもの以外の面ではどうでしょうか?
例えば、仕事面でも何にしても不可欠な”コミュニケーション”。

 

これに関して、リモート下では距離を縮める機会が、ゴッソリ削られているのは言わずもがな。代替機会として、リモート親睦会が何度かありました。私自身も、同期と雑談をする機会は積極的に設けたりして、コミュニケーションをとろう、という気概は持っています。

 

…ただ、どうしてもリモートでは限界があると感じました。
以下、タネモの思うリモートコミュニケーションのポイントです。

 

・先輩社員もリモートコミュニケーションについては手探り

・着ている物、持ち物などの「その人に付随するもの」による話のタネが無くなる

・というか何かと話のタネがない、たすけて

・そもそも挨拶ができない、させて

・会ったことない人とのチャット、距離感わからない

・休憩時間で少しのおしゃべりタイム、ほしい

・大人数リモート飲み、初対面キッツい

 

仕事(単体)はリモートのままでもOK、だがごはんには行きたい

まとめ。研修自体はリモートでも出来ると思います。

 

工夫は必要だと思いますが、環境構築を皆がしっかり行えていれば、そこまで不自由はないはずです。休日にリフレッシュできるなら、心身健やかで働けるのでは、と思います。

 

個人的には今後も、仕事自体はリモートが続いてくれていいよと、思っています。しかし、仕事に付随する人間関係は、リモートだけだとまず構築できません。

 

早くリアル空間でお話ししたいです。先輩においしいお店に連れていってもらいたいです。私は今、まだよく知らない人ばかりの中で、業務の一端を担っている状況です。

 

早く周りの人のことを知り、気持ちよく働けるようになりたいなあ、と思っています。時代が変動しても、うまいバランスで気持ちよく働き続けたいものです。

 


 

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