PIVOTの制作実績|体験型WEBアプリ制作|UIデザイン、UXデザイン、フロントエンド開発、バックエンド開発まで
WEBアプリ デザイン・開発
ポーラ文化研究所 化粧文化体験アプリ
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
ユーザーの「楽しい・すごい・知りたい」を生み出すUXデザインを追求。
化粧文化の奥深さを伝える体験型WEBアプリ
- 短時間の体験でも記憶に残る・心がおどるUXを追求
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ユーザーの満足度を高めるために!
テストと改善を重ねたUIデザイン・心がおどるUXを追求 - 最新技術や既存サービスを活用したシステム設計でコストをおさえた運用を実現
ブランドイメージの根幹である
「化粧文化」の研究成果をWEBアプリで手軽に楽しく体験
ポーラ・オルビスグループのポーラ文化研究所様は、化粧を学術的に研究し、その成果を社会に発信することで化粧文化への理解や興味関心を深めることを目的として、1976年に設立された歴史ある組織です。
研究成果の発信の一環として、最新のデジタル技術を活用し、化粧文化の楽しさを体感できるWEBアプリを公開されました。
ポーラ文化研究所を訪れるユーザーが利用する本WEBアプリでは、同研究所が所蔵している版画や浮世絵などに描かれている人物の顔部分にユーザーの顔写真を合成し、版画や浮世絵が描かれた時代の化粧をフィルターで載せることで、当時の化粧文化を疑似体験できる、というものです。
合成された画像はユーザー自身がスマートフォンに保存できるようにQRコードでダウンロードが可能。化粧文化の歴史と奥深さを伝える体験型WEBアプリとなっています。
「楽しい」だけで終わらせない!ユーザーの知的好奇心を高める要素をご提案
WEBアプリの利用シーンはポーラ文化研究所の「化粧文化ギャラリー」を訪れるときのみ、そしてアプリを操作する時間は2~3分程度です。その短時間の体験で、いかに化粧文化の歴史や魅力をユーザーに感じてもらえるかを重視し、画面のデザインや構成要素、機能についてご提案をしながら制作を進めました。
スタート画面からワクワク感を演出するために画像に動きをつけたり、顔写真の撮影がスムーズにできるように撮影のポイントやガイドの表示、タイマー機能などを実装しました。
また、ユーザーの体験が「楽しい」だけで終わらないよう、各時代の「化粧のポイント」を説明するテキストをアプリ内に記載し、化粧文化の歴史や奥深さについて、ユーザーが「知らなかった・もっと知りたい」と思えるようなUXを目指しました。
ユーザーがシェアしたくなる画像を目指し、テストと改善を重ねたUIデザイン
WEBアプリで生成された画像をユーザーがSNSでシェアすることで、化粧文化に関する興味関心を喚起することもお客様の目的のひとつでした。
各時代の化粧表現を可能な限り忠実に再現しつつ、合成された画像が不自然にならないよう、作品にあわせて合成するパーツを変更したり、化粧の濃度や切り取る輪郭のデザインを調整したり、デザイン面でも開発面でも試行錯誤しながら制作を行いました。
また、ユーザーが直感的に操作できるよう、インタラクションやボタンの表現、メッセージの表示時間なども、実機でテストと改善を重ね、画面やUIのデザインを進めました。
最新の技術や既存サービスを活用して開発コストや運用の負担を最小限に
短期間での開発を実現するために、ご提案段階から使用する技術のリサーチを行い、フィジビリティの確認をしたうえでWEBアプリ開発に臨みました。ゼロからシステムを構築するのではなく、既存の技術を利用して開発期間の短縮を目指しました。
セキュリティ要件も担保しながら最小限のコストとなるようにインフラを構築し、リリース後の運用保守の負担が少ないWEBアプリを設計しました。
観光地にある顔はめ撮影スポットから着想、デジタルで実現できないかとの思いからスタートしました。カメラで撮影後「時代の特徴的なメーク」を施し、その画像をお持ち帰りいただける、そんな一連の操作をスマートに、そしてセキュリティ等の課題もクリアにしつつ短期間で構築していただけたことに大変感謝しています。
PIVOT社のみなさまの高い専門性と課題解決力、そして何より温かく熱意に満ちたご対応に感動感激し続ける時間でした。すべての領域のスタッフが素晴らしい笑顔であり、相互の確かな連携や信頼が感じられ、最終的には当初想定した以上の成果を生んでいただいたプロジェクトとなりました。
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