自動翻訳ソフト UIエキスパートレビュー、UIデザイン改善
MTrans for Office

株式会社ヒューマンサイエンス
ユーザー視点で課題を徹底的に整理、初めての利用者でも迷わず直感的に使えるUIに改善
- UIエキスパートレビューでお客様自身が気づいていない課題を整理
- 実際にプロダクトを操作し、ユーザー視点で使いやすいUIを提案
- 構造整理・情報整理・ラベル検討で初心者でも迷わないUIを実現
初めてでも直感的に使いこなせるUIで、
ユーザーに新たな翻訳体験を提供
株式会社ヒューマンサイエンス様は“「わかりたい人」のために、「伝えたい人」のそばへ。”をパーパスに掲げ、マニュアル作成や翻訳などの専門性とITサービスを駆使し、すべてのユーザーに新しい体験を提供する事業を展開しています。
その事業の一つが自動翻訳ソフト「MTrans(エムトランス)」です。初めてのユーザーでも直感的に使えるようなUIデザインに改善したい、そんな思いを持ってPIVOTにご相談いただきました。
もともとヒューマンサイエンス様が抱えていた課題に加え、ご自身でも気づかれていない潜在的な課題を整理し、初心者でもマニュアルなしで操作できるUIデザインを目指しました。
「UIエキスパートレビュー」を実施、第三者目線でUIを評価
UIデザインの見直しにあたり、UIエキスパートレビューを実施しました。UIエキスパートレビューとは下記の4ステップで実行されるレビューで、第三者目線・デザイン目線で課題をあぶり出す手法です。
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現状把握と対象ユーザーの理解
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シナリオ作成とユーザビリティ優先度定義
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レビュー・レポート作成
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レビュー内容のご案内
通常はプロダクトに対して行いますが、本案件ではトライアルからインストールの手順を示した案内メールに対してもレビューを行い、初めてのユーザーでも迷わずインストールできるよう課題を整理しました。


初心者向けにUI改善、クライアント課題とユーザー目線を両立
本案件の目的は「マニュアルなしで初心者ユーザーが使えるUIにすること」です。しかし、ヒューマンサイエンス様からヒアリングした課題は「一括置換の操作が分かりにくい」「機能の使い分けを改善したい」といった具体的なものでした。そこでまずは実際にPIVOTの開発メンバーで「MTrans」を使ってみることで、ターゲットである初心者の立場でツールの操作感を把握。そこにユーザー目線での使いやすさなどを交えながらディスカッションを重ね、まずは全体的な課題を俯瞰できるようにしました。既存ユーザーの使い勝手が変化することも懸念されましたが、あくまでも「初心者ユーザーをターゲットにした改善」という目的をぶらさずに提案をしました。
UIデザイン見直しで
重視した3つのポイント:
構造・情報・ラベルの最適化
UIデザイン見直しにあたってのポイントは構造整理・情報整理・ラベルの検討の3点です。変更前のUIは一つのタブで複数の機能を管理しており、情報過多であったため機能を整理してタブを分割しました。また各タブのメインである翻訳機能とプロンプト機能も直感的に使えるよう、ボタンの配置やサイズを見直すことで画面内での優先度を調整しています。ラベルの検討においては「意味の正しさ」と「初心者に伝わるか」を考慮しました。


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