PIVOTの制作実績|業務システムのUIデザイン改善|UIデザイン、UXデザイン、ユーザ調査、情報設計まで
業務管理システム
UXデザイン、UIデザイン改善
高速道路 業務管理システム
高速道路関連企業様
目指したのは、多岐に渡る業務に携わる人たちが”確実に連携できる”UIデザイン。
- 約2000人を対象としたユーザー調査でUIデザインの改善点を徹底分析
- 膨大な情報を取り扱う業務システムを、多様なニーズに最適化
- 調査を基盤とした根拠ある改善策で、無理・無駄のないプロジェクト進行
職種も利用時の背景も異なるユーザーに受け入れられる、業務システムのインターフェイスをめざして
クライアントの要望は、既存の業務システムのUIデザインの改善。システムを利用するユーザーには様々に異なる業務や使用時の背景があり、さらには熟練者から、経験の浅い方まで多岐に渡るユーザーが、同じ業務システムを利用しています。
該当の業務システムの目的は、業務に必要な膨大な情報の中から、自分(業務)に必要な情報をスムーズにキャッチアップ、スムーズに業務連携を図ることです。各々が迅速に業務システムを介し、連携することがクライアントのビジネスの成功に不可欠なのです。
そこで、業務システムに関わるユーザーを対象に、2000人規模でのユーザー調査を敢行。それぞれに異なる利用状況やリテラシー等を調査、実際の利用現場で感じる課題感を生の声として収集、UIデザインの改善の屋台骨としています。
ユーザーに密接した業務システムだからこそ有効!なユーザー調査
膨大な情報量を扱い、多岐に渡るユーザーが利用する業務システムのため、課題感の抽出は慎重に行う必要性がありました。2000人規模のフォームを利用したアンケートに加え、職種別でのユーザー対面インタビューを実施しています。
UIデザインの専門家が該当者に1~1.5時間ほど対面でインタビューを行う事で、テキストでのアンケートなどでは拾い上げるのが難しいニュアンスの課題感も、吸い上げることが可能です。ユーザーに密接した業務システムのUI改善には欠かせない調査項目のひとつです。
<OOUX>業務プロセスの中にあらわれるオブジェクトに着目し、直観的な操作性を追求
もともと利用されてきた複数のシステムを1本化するというミッションも含まれていた今回のプロジェクト。複数のシステムを1本化するにあたり、オブジェクト指向UXデザイン<OOUX>を取り入れ、情報設計を行いました。
ユーザー調査から吸い上げた、業務プロセスの中に点在するオブジェクトに着目し、最も重要な情報は何かを整理、優先度に沿った情報設計をすることで、直観的な操作と目的へのアクセスをスムーズにしました。
ユーザー導線がシンプルになり、画面遷移も少なくすることでリテラシーによる業務効率の低下を減らし、業務に関わる誰しもが使いやすい業務システムを実現しました。
明確な根拠で、納得度の高いUIデザイン改善策を提供
徹底した調査とその根拠をもとにしたUIデザインの改善案は、クライアントにも納得度の高いものとして受け入れていただけました。改善案の根拠を示すことは、納得度を高めるだけでなく、クライアント社内での稟議もスムーズになるなど、安定したプロジェクト進行には欠かせません。
今回のUIデザイン改善プロジェクトにおいてはユーザーが抱える課題感を徹底的に洗い出し、それらを改善策の屋台骨としたことで、業務システムの本来の目的の達成に向け大きく貢献することができ、クライアントからも高い評価をいただきました。
安心感があった。
弊社としては「直感的に操作できるデザインにしたい」という抽象的な要望でしたが、 複数回にわたるヒアリングの実施と、アイデア/イメージの提案をしていただき、ユーザー視点の意見を踏まえた具体なデザインまで落とし込んでいただけました。
高速道路の管理という、正直PIVOTさまにはなじみがないであろう分野にもかかわらず、積極的に業務プロセスや既存システムの機能理解に努めていただいたおかげで、検討がスムーズに進みました。 デザインガイドラインや、基本となるコンポーネントを多数ご用意いただけたので、 以降の弊社のシステム開発においてもデザインのコンセプトがぶれることなく、統一感のあるシステム開発を継続できています!
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